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龍谷大学大宮学舎本館・龍谷ミュージアム(2012 京の夏の旅8)

写真は、大宮学舎の正面
通常は非公開の龍谷大学大宮学舎本館の内部と、龍谷ミュージアムのセットです。
概要
期間:8/24~9/23(8/24の13:00~15:00、8/27、8/30、9/3、9/9、9/10、9/18は参観休止)
参観料:800円
内容
明治12年に竣工した重要文化財の本館は、明治初期に見られた”擬洋風建築物”です。
内部には金襴織の布を張った講堂の天井や、明治天皇をお迎えした貴賓室などがあります。
龍谷ミュージアムは、通年で公開している仏教美術館です。
折々で展示のテーマを変えて展示されています。
豆知識
・擬洋風建築物
非常に平らたくいうと”なんちゃって洋館”です。
つまり日本人が見よう見まねで作った洋館です。
外観は石のように見えても、木造建築に石材が貼り付けてあったり、洋風の文様がよく見ると菊や桐で構成されていたりするそうです。
長野県の旧開智学校などが有名です。
辰野金吾(三条の京都文化博物館の別館を設計)のようにちゃんとした洋風建築を学んだ日本人が作ったものは、擬洋風建築物には入らないそうです。
アクセス
参観は”龍谷大学大宮学舎本館が先”と決まっています。
七条通の堀川と大宮の中間あたりに、猪熊通があります。
この猪熊通を北上した左手に龍谷大学大宮学舎本館があります。
ですからバス停は七条堀川と七条大宮のどちらかです。
大宮学舎を出たとは、往路とは逆に左折し、突き当りの北小路通を右折して国宝、唐門の前を通っていくといいでしょう。
さらに直進して西本願寺の門を出ると堀川通へ抜けます。
この左手前方に龍谷ミュージアムがあります。
近道で、唐門も見られるのでおすすめです。
近くのおすすめ
西本願寺ですので、書院、飛雲閣参観を事前に予約されるといいでしょう。
西本願寺の書院・飛雲閣は、いうまでもなく圧巻です。
アンケートを実施中です。
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是非ご参加を!
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擁翠園2(鞍馬口、寺町北部散策3)

写真は、紅葉の庭園
この先は池の周りを研究所と平行に進むことになります。
道すがらには舟遊びの船着き場を思わせる階段が池の岸に降りています。
このあたりの小路の苔が非常にきれいです。
やがて池に小島が見えてきます。
また池の先は段々と細くなり、遥か先の最も細い部分には橋が架かっています。
この庭園の池は琵琶湖に見立てたデザインになっており、小島が竹生島、橋は瀬田の唐橋です。
小路を進むと七面大明神のお社があります。
七面大明神の裏側にも道があり、この周囲は竹林になっています。
さらに進むと池が最も細くなり橋が架かった所に到着します。
橋から右手を見ると、遮るものがなくなり目の前に庭園が拡がります。
橋を渡ると左手に藤棚、正面に白椿の欺雪(ぎせつ)があります。
こちらの研究所側の庭園の地面は広い芝生になっています。
ここからはほぼ庭園の全体を眺めることが出来ます。
秋は紅葉もきれいです。
この芝生をさらに時計回りに進むと、最初の唐破風鳥居に戻るのですが、一部道が狭いため、引き返さなくてはならないのがやや難です。
貯金事務センターの頃の写真とは見違えるぐらいきれいに整備されていました。
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