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2012 7/28の拝観1(鴨脚家庭園、河合神社、糺の森)
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写真は、鴨脚家(いちょうけ)庭園
この日は事前に予約した”ガイドとめぐる世界遺産下鴨神社みたらし祭と旧社家庭園特別見学”でした。
鴨脚家庭園→河合神社→糺の森→下鴨神社 本殿、大炊殿→みたらし祭のコースで2500円。
もちろん目玉は、鴨脚家庭園です。
14:30に家庭裁判所前に集合ですが、この日の最高気温は37.5度!
皆さん汗だくです。
ルーキーさまとその御友人も一緒でしたし、このブログの読者の方もお1人おられました
集合した後、家庭裁判所前から下鴨本通りを北上して鴨脚家庭園です。
2006年や2009年に申し込み制で公開があって以来のようです。
詳細は本編に載せるので感想だけ。
全員入るや否や門が閉められたのは、碧雲荘以来です。
あの谷底の庭園はインパクトありです。
下鴨神社の社家もあそこだけしか残っていないのですね。
いい経験でした。
そしてさらに下鴨本通りを北上して第一摂社の河合神社へ向かいます。
鴨長明ゆかりのお寺で、再現された長明の”方丈の庵”があります。
その後”瀬見の小川”から糺の森へと入ります。
糺の森には屋台がたくさん出ており、”加茂みたらし”も出店していました。
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野村碧雲荘2 花泛亭、蘆葉舟 (南禅寺別荘群散策9)
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写真は、不老門
花泛亭に戻り、内部に入ります。
まずは広間へ。
至ってシンプルそうな造りですが、造り付けがよく、さらにシンプルに見せるのが数寄屋造りの神髄だそうです。
奥にはお茶室が2つ、又織庵(ゆうしきあん)と南光席があります。
2畳の南光席は見られませんでしたが、3畳の又織庵は5人ずつ交代で入りました。
通常は薮内家なら燕庵の写しを造るのですが、敢えて織部好みの茶室を造ったところに野村得庵のこだわりがあったのではないかということです。
又織庵に隣接した外部には露地庭園があり、推古時代の酒造石と云われる長い石が筧に利用されています。
池の南側に沿って進みます。
先ほど待月軒から見えた船型の茶室、蘆葉舟と観月台の羅月に来ます。
これらは外部からの鑑賞ですが、船型の茶室は日本に3つしかなく、今尚使っているのはここだけだそうです。
散策路に沿って飛び石を渡り、池の北側にあたる“鷺序”の前の芝生に降り立ちます。
先程とは反対に、この芝生から待月軒側を見た景色も東山借景はないものの格別でした。
見る方向が変わると印象も随分変わります。
さらに奥(東)にある大書院や能舞台の前を通過しますが、この前の池の中央に半夏生が円形に植えられています。
これが6月になると綺麗に白くなり、あたかも池に映る満月のように見えるそうです。
さらに奥右手には石橋があり、ここから池に流れ込む3段の滝が見えます。
散策路にそって進み正面に現れる去来門をくぐると、道が大きく拡がり、左手に大玄関があります。
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