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2012 7/8の拝観報告8 最終(毘沙門堂)

写真は、宸殿と書院
本来は志明院で終わりかと思っていましたが、時間を切り詰めた結果、まだ長男を京都駅に迎えに行く16:00までは1時間以上ありました。
そこで賀茂川左岸を南下し、北山通へ。
下鴨本通から北大路通、東大路通へと進みます。
仁王門通で左折し、疏水沿いを走ります。
南禅寺前を通過し、三条通から一路山科へ。
JRの高架下を通過して左折の細い道を進むのが近道のポイントです。
辿り着いたのは、毘沙門堂。
ここも以前の写真が気に入らなかったので再撮影目的です。
本編も差し替えました。
桜の時期にここも来る必要があります。
来年こそは!
さすがにこの後は急いで京都駅に戻り、長男をお迎えして帰宅しました。
あぁ疲れたけど、楽しかったです!
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伏見稲荷大社5 特別拝観2 御茶屋 松の下屋(伏見散策15)

写真は、松の下屋(左)と御茶屋(正面)
荷田春満旧宅と同じく、2012年の”京の夏の旅”、2014春や2015年春の非公開文化財特別公開で内部が公開されました。
門をくぐり前庭に沿って左手に進みます。
最初に御茶屋があります。
御所の古御殿を下賜されたもので、重要文化財です。
8畳の一の間と二の間からなり、書院造に数寄屋建築の要素が折衷された、いわば数寄屋建築初期のものです。
障子の桟が2重であったり、幅が徐々に狭くなったりしているところに現れています。
また火頭窓や竹節欄間など禅宗寺院の様式も認めます。
御茶屋の反対側に出ると、奥には回遊式の庭園が拡がります。
中央に小川が流れ、右手には松の下屋、左手は緩やかな斜面になっています。
この斜面に沿って苔と松などが植樹されており、頂上には茶室の瑞雲軒があります。
まず右手に松の下屋があります。
この中の襖絵は棟方志功の御牡丹図と御鷹図です。
ここから庭園を見上げる形になります。
散策路に沿って緩やかな斜面と階段を登ります。
最高地点にはお茶室の瑞芳軒があります。
右手に4畳半の小間、左手に隣接して8畳の広間があります。
広間の左手に1畳の床の間と1畳の床脇があります。
茶室からは松の下屋や御茶屋を見下ろす向きになります。
散策路に沿って降りてきて、御茶屋の周囲をまわって玄関に戻ります。
松の下屋
2016年4/29~5/8の春の非公開文化財特別公開で再訪すると、松の下屋の内部も公開されていました。
表門を入り、真っ直ぐ正面から松の下屋に入ります。
右手に小さな中庭があり、左手の階段を登ります。
2階は手前から6畳、4畳、8畳の3間構造で、庭園が一望できます。
奥の階段から下に降ります。
1階は2間の書院造りです。
手前の部屋の床の間には棟方志功の稲荷大明神の掛け軸が掛かり、襖絵は御鷹図。
奥の部屋の襖絵は御牡丹図でした。
呈茶
さらに2015年の夏頃から、土日の10:00~15:30まで松の下茶屋で呈茶が行われるようになりました。
1人1200円です。
この際は玄関を入ってすぐ左手の洋間も公開されます。
内部は洋間ですが、天井は網代の折上格天井です。
さらに書院の方は棟方志功の襖絵は外されていますが、全ての間が開放されています。
生菓子とお薄がお盆に乗って出てきます。
帰りには御茶屋の横を通って、庭園の散策も可能です。
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