
令和七年を迎えて初めていつもの散歩道を歩きます。仕事で歩くことが多いためか、休みの日に定期的に歩く週間がつきません。(体調がよく気が向けば歩く感じ)

寒中の時候ではありますが、寒さを感じません。影の長さだけが季節を映します。

忍川の鴨も元気そうに泳いでいました。

皿尾城南口は赤城山の絶景スポットで、自分の中で『赤城山スポット』と呼んでいます。

知者は惑わず勇者は慴れずは『論語』に記された孔子の言葉
道理に通じた人は物事をなすに当たって迷いなく判断できる。勇気のある人はどのような事態にも臆することはないとの教え。孔子自信が君子像を簡潔に表したものと伝わります。
知識と行動力は背あわせ、または車輪の両輪のように、あわせ持つことでことが進むことを伝えているのでしょうか。
本殿前の御神木は平成四年頃に植えていただいた榧の木です。当時高校生だった私は枯れてしまった先代のご神木である春日杉のことも覚えています。令和となった現在の姿を当時思い知ることはできませんでした。
千里の道も一歩からは『老子』から生じたことわざで中国語で千里之行始于足下と書きます。
一里は約400メートル。400㎞の長い道のりもまず最初の一歩から始まるといふことになります。老子の中の文によれば大木も毛先ほどの芽から成長し、千里の道も一歩より始まるとあるそうです。元々は大きなトラブルも最初の段階では対処しやすいとの意味合いだったそうですが、いつしか前向きな事業の始まりのことを指すようになりました。365日の積み重ねも正月の過ごし方から始まると思い今こうしてブログに向かっている次第です。
正月向けの拝殿飾りも師走の中頃からひとつひとつ準備してきました。兼業の方の仕事で
『ひとつひとつやっていこう』という掛け声がありました。なぜか心に残りましたので実践するようにしております。
令和七年年頭に当たり皇室の弥栄と国家の繁栄、皆様の御多幸を心より祈念申し上げます。こうしたブログを通じて過疎地の神社のあり方や、氏子との関わり、祭祀や普段の生活を記すことにより、後々まで自分の生きた証を残せるよう丁寧に続けていきたいと思います。
稚拙な文体でお恥ずかしい限りではありますが、引き続きお付き合いくだされば嬉しく思います。
皆様に皿尾の大神さまの御神徳が授かりますこと祈念いたします。
令和七年元日 久伊豆大雷神社 宮司