結局、今年のお盆も母の実家に顔を出す。

去年はさんざん嫌な事があったので、もう今年から京都・舞鶴の母の実家には顔を出したくないと正直思っていたのだが、直前になって母から
「事を荒立てないでほしい」
と泣きが入り、実家に全く悪い感情を持っていない姉一家と共同歩調を取らされ結局行く事になった。
姉は西京区の自宅から京都縦貫道の沓掛ICが近いからよいのだが、私は宇治の自宅を出て京都市内を縦走して上賀茂の実家で母をピックアップしてから舞鶴へ向かうため、高速に乗るのは一旦かなり南下せねばならない。
今年もR367、いわゆる鯖街道から小浜へ入って西進するルートになったが、上賀茂〜舞鶴は２時間で余裕であり、苦痛にはならない。

で、結論を言えば昨年感じた問題点は全て解決されており、快適なひとときを過ごせたのだった。
例の「挨拶をしない若旦那」はちゃんと挨拶して来たし、空気を支配していた３人娘はみなそれぞれお姉さんになっており、聞き分けのいい子たちになっていた。

で、やっぱり今年も20人ぶんのバーベキューの焼き役をさせられた（笑）。

田舎の家なので裏庭が広く、あいにくの雨にもかかわらずビニールシートを張って屋根にし、問題なくバーベキューが出来た。

姉は料理に関しては私以上に実験好きなので、私と組んで様々な実験が今年も行われた。
まず、残りの炭の中にアルミホイルで巻いたじゃがいもを放り込み、じゃがバターの実験。

これは失敗だった。
火力が強すぎて表面が焦げ、中までは火が通らなかった。

その上に網を再び重ね、今度は焼き茄子（笑）。

焼けたら冷たい水にさらして皮を剥く。
コレは、冷やして生姜醤油で明日の朝食にいただこう。

ヘタすると一触即発か、と思われた舞鶴でのお盆も、フタを開けてみれば拍子抜けするほど平和に過ぎていったのであった…