ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

マクドの「大阪ビーフカツバーガー」は、アレでよいのか?

2017-08-29 20:22:22 | うまいもん
マックか?マクドか?全くもってどうでもよい論争を展開していたマクドナルドだが、どうやらマクドの勝利で落ち着いたようだ。
マクドナルドを「マクド」と呼ぶのは主に西日本の11府県だそうだが、関西在住の我々にしてみれば勝ったところで嬉しくも何ともない。
呼び方で優劣を競い、強引に勝者と敗者を作れば盛り上がる、と思っているのであれば、寂しい話だ。

東京はローストビーフバーガー、大阪は「ビーフカツバーガー」だったが、果たして「ビーフカツ」という呼び方からしてどうなのか。
アレはあくまで「ビフカツ」であり、長音は挟まない。
ましてビフカツと言えば、「はり重」など大阪にも名店はあるが、圧倒的に神戸ではないのか。

しかし、食べてもいない者が論じるのは穏当ではない。
ここはまずNHKの受信料と同じで、払ってこそ意見出来るというものである。

買ってみた。

見たところ、ごく普通のバンズである。
ちょろっと見えるチーズが、フィレオフィッシュ的である。

側面を見てみる。

私の手がデカい事もあり、余計に小さく見える(笑)。

かじってみる。

皆さんご指摘のように、ビフカツではなく正確には「ビーフメンチカツ」、すなわち牛粗挽き肉のカツである。
全国で均等な質のものを大量に供給せねばならない手前、確かに普通の牛肉でカツを提供するのはかなり困難であろう事は想像出来る。
しかし、ビフカツではなくメンチを揚げたものを「ビーフカツ」と呼ぶ事自体に、関西の食文化を何重にも否定されたような気になるのである。
仮にこのようなビーフメンチカツの名店が大阪にあり、全国に名をとどろかせているならばともかく。

ただフォローにもなっていないが、「ビーフメンチカツサンド」だと思って食べれば、そこそこウマいバーガーなのである。
妙な呼称の東西論争などせず、普通に売ればよいのにと思った次第である…