ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

福島・聖天通商店街のめし屋「みずほ食堂」。

2017-11-02 22:38:00 | うまいもん
音楽仲間に教えてもらった、素敵な大衆食堂が大阪・福島にあるので行ってきた。
駅から西に伸びる「聖天通商店街」をひたすら西に進み、ほぼ終点の左側に位置する「みずほ食堂」。

どこにでもある大衆食堂の店構えである。
足元には、手書きのメニュウ。

どこにでもある、ガラスケースのおかずを取ってごはんと味噌汁を頼んで定食にするもよし、うどんや丼物もある店だ。

驚いたのは、その店がタテにやたら長いのだ。

表の風情から想像すると、せいぜい10人も入れば一杯かなと思いきや、なんのなんの。
ずーっと奥にまでテーブルが並び、なんと反対側にも出入口があるのだ。

さてこの店を薦めてくれた音楽仲間は、250円のうどんがとにかくウマいのだと言うので、まずはうどんを軸に考える。
ガラスケースのおかずの中で一番ウマそう、かつ野菜を補うため野菜炒め・300円と、ごはん中・170円をオーダー。

着丼したところが、こちら。

素晴らしい。昼間っからなんて豪勢な(笑)。

驚いたのは、ごはんの盛りの良さだ。
とても中とは思えない、サービスの良さである。

まず、うどんをアップで。

シンプルな、昆布うどんである。
音楽仲間が力説するほどダシがウマいわけではないが(笑)、少なくとも立ち食いのそれと同じか、それ以上のレベルにはある。

野菜炒めをアップで。

思いのほかニラがたっぷりで香りよく、味も実にごはんによく合う。
卵焼きもサービスで、紅しょうがの赤とのコントラストも美しい。

そして驚いたのは、コメのウマさ。
こんな安い食堂でのごはんは、
「安い値段で提供してるんだから…」
と、古米などおいしくないコメを出される事もしばしば。
しかしこの「みずほ食堂」は、火力の強いガスでしかも一度に大量に炊かれたものだと瞬時に分かる。おいしく炊かれたコメは「立っている」と表現されるが、まさに強い火力でコメが釜の中でタテに躍ったのだなと想像出来る。
みずほ=瑞穂の国を連想させるだけに、コメへのこだわりが強い店なのだと見受けた。

この店は、気に入った。
次回はコメ中心に、ごはんのさらに進みそうなおかずと味噌汁、それにごはん大で攻めてみよう。
それでも600円でお釣りが来るはずなのである。なんて素敵な…