ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

弁天町「京華」は、「味軒」になっていた。

2017-11-21 17:17:00 | うまいもん
この3月までよく利用していた弁天町の台湾料理店「京華」が、突然閉店となってしまった。
ランチメニュウの台湾ラーメンと飯物のセット700円は安いしウマいしボリュウムもあり、非の打ち所がなかっただけに残念だった。

あれから半年あまりが過ぎ、前を通りかかるとこんな店になっていた。

同じ台湾料理カテゴリーで、「味軒」という名前になっていた。
前と同じ黄色に赤字の看板で、違和感がなさすぎる(笑)。

メニュウも、ほぼ同じであった。

ただ麺類には新たに担々麺が加わり、選択肢が5つとなっている。
そしてコーヒーが付くぶん50円値上がりし、750円となっている。

店内に入る。
構造は全く同じだが、内装を変えたようで完全な居抜きではない。
カウンターも、高級感がある。

新メニュウの担々麺にも心が動いたが、やはり前の店との比較には同じものがよい。
担々麺ではなく、台湾ラーメンと中華飯のセットにする。

台湾ラーメンが、先に着丼。

前よりも、明らかに醤油の色が浅い。
台湾ラーメンのアイデンティティであるひき肉も、明らかに少ない。
そして油の層が、圧倒的に厚くなっている。

箸を上げてみる。

麺は特に変化ないようだ。

食べてみると、油の層が厚いという見立て通り随分こってりした味わいになった。
だからと言ってくどいわけではなく、私はこの味は嫌いではない。
油が多いぶん、醤油も見た通りの控え加減である。
辛さも、前よりは増している印象だ。
前は辛さを足すためにラー油をかけたりしていたが、今回は特にそういう気にはならなかった。
というか、これ以上油を増やすのに正直抵抗があったのだ(笑)。

麺を半分ほど食べたところで、中華飯が着丼。

これまた、以前とは全く違っている。
そもそも器が、以前は四角だったのが丸くなっている。
そして以前は餡の中に野菜が沈んでいたほどに餡まみれだったが、その餡が少なくなり野菜が前面に出た。
その餡は、台湾ラーメンとは裏腹に以前よりかなり甘めの仕上がりとなっているではないか。
全く別の店になった、と思って差し支えない。

仕上げのアイスコーヒーも到着。

無糖なのが嬉しいではないか。
もちろん、ほしい人のためにシロップとフレッシュは卓上に備えられている。

半年ちょっとのブランクを経て再オープンしたが、第一印象は悪くない。
次は担々麺か、定食で攻めてみることにするか…