ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

インパクト抜群!心斎橋「兆治」のてっちゃん鍋。

2017-12-18 19:40:00 | うまいもん
コレは、今年食べたものの中で最もインパクトのあるものに違いない。
心斎橋の、韓国総領事館の裏手の路地を入ったところにある「兆治」。

イチゲンでは、まず入れない店構えである。

座敷に通され、まずは前菜をいくつか。
キムチ盛り合わせ。

蒸し豚。

焼きハツ。

ユッケ。

これらをいただくうちに、真打ちのてっちゃん鍋がドーンと登場。

うず高く盛られたモヤシ、そのモヤシを覆い尽くす牛バラ。
これらの下に、てっちゃんと玉ねぎなどが隠されているのだ。

この鍋はコツが要るため、客は絶対に手を出してはいけない。
お店の人に任せているうちに、こうなる。

見た目は辛そうで濃そうだが、食べて見ると意外に甘くてウマい。
濃いのは濃いが、イヤな濃さではない。
もう少し辛いのが好きなら、コチュジャンを付けて食べる。

そしてこの店は、2段階仕上げなのだ。
まず、うどんと豆腐。

この写真よりもっと煮込んでからいただく。
しかも、まだこの段階で豆腐は食べない。

うどんだけを食べたところで、ごはんを投入し雑炊。
ここで、キープしておいた豆腐を砕いてごはんに混ぜ込むのだ。
仕上げは卵・海苔・ネギ・ごま油・すりごまなど。

コレは、恐れ入った。
よく煮込まれた豆腐が混ざったごはんは食感もフワフワで、その濃いダシとは裏原にものすごく優しい味になる。
こんな雑炊は、食べた事がない。

「予約の取れない店」として有名で、野球などスポーツ選手も数多く来ている名店なのだが、確かにコレだけのボリュウムと味なら舌の肥えたスポーツ選手も好きなはずである…