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今夜は、大阪市内某所で行われた「大阪コロコロ族」なるバンドのライブを観た。
ボーカルとキーボードの2人だけで居酒屋ライブを数年前に開いた事があり、私もそれに行っていたのだがフルバンドでのステージを観るのは7年ぶりとなる。
結成38年、今から23年前には「社会人バンドコンテスト」でグランプリに輝いた実力の持ち主。
全員がアラ還世代だけに気心の知れた熟練した歌と演奏であった。
編成はドラム、ベース、エレキ、キーボード2人で、ボーカルはアコギ・エレキを使い分けるのだが、ギター専従がテレキャスター1本なのにボーカルがストラトキャスターを持つという、あまり見ない使い分けであった(笑)。
ボーカルの西山氏の生家近くを流れていた安治川をそのまま歌にし、都会に住む者の無常感を歌った名曲「安治川」も、もちろんラストに披露された。
7年ぶりのフルバンドだったそうだが、「来年もやりたい」とメンバーは意気軒昂。
過去のメンバーは既に2人が鬼籍に入っているそうで、とにかく出来るうちにどんどんやってほしいものである…