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先月傘寿すなわち80歳になった母が、今使っているガラケーがもうすぐ使えなくなるとauから脅しのDMを受け取り、私にヘルプをかけてきたので私は実家に出向き、ショップにて機種変更に立ち会ったのだった。
写真の京セラ「BASIO(ベイシオ)4」という機種で、カカクコムによればレビューが5点満点で4.7という、なかなかの人気機種のようだ。
バッテリーも3,300mAhもあるようで、持ちも良さそうである。
手前味噌だが、つくづく去年タブレットをプレゼントしておいて良かった。
タッチパネルというものに全く免疫がなければ、80歳にしてスマホデビューというのは相当にハードルが高かったであろう。
しかし母は私がプレゼントしたタブレットで毎日それこそ浴びるように三橋美智也や三山ひろしの歌唱動画を視聴しており、最近フリック入力も京都人らしく東西南北で覚えたので(笑)、前向きな気持ちでスマホデビューに傾いたのだろう。
当然の事ながら様々な初期設定はショップと私でやったのだが、使用者すなわち母が高齢のため機種変更には必ず付き添いが要るそうな。
スマホというものが世に出て以来、携帯ショップはアポなしでは行けなくなってしまった。
一人あたりにかける接客時間が,激増したからである。
仮に、80歳の老婆が機種変更のために一人でショップを訪れたなら、接客時間は到底1時間では済まない。
おそらく1日かけても、全てを理解して帰れるワケはない。
そのため、店員は付き添いすなわち私に一生懸命説明し、
「あとは、息子さんに聞いて下さいね」
としたい、すなわち1分でも早く手を離したいのだ。
不親切のようにも思えるが、これは仕方のない事だろう。
今のところ、ヘルプの電話は1回しかかかってきていないが(笑)、仮に電話されても同じ機種が手元にないので答えようがない。
HPから取説をダウンロードして、それを見ながら答えるしか(泣)…