【1区】
オープン参加の育英大・新田がスタートから飛び出し、5Km地点で他の20人とは50秒差。
15Kmすぎ・蒲田付近で集団が徐々に縦長になり、六郷橋を前に中央・溜池が前に出る一方東海・東洋らが遅れ始める。
明治・富田が橋を下りたあたりでスパート、残り1Kmで追い越し先頭、区間賞。
2冠駒澤は8秒差2位。
【2位】
駒澤・田澤と中央・吉居の両エースが1Kmで並走。少し遅れて順大・三浦、青学・近藤。近藤は横浜駅で三浦を抜き、9Kmすぎで山梨学院・創価の留学生に付く一方三浦は今年も見せ場なし。
吉居が前年1区区間賞のスピードで3Kmすぎで先頭に立ちハイラップを刻むも、田澤は2番手で脚を貯め12Kmすぎでついに先頭。
前年優勝・青学エースの近藤が13Kmすぎで3位浮上、直後に吉居をも飲み込み2位に。
残り3Kmで田澤が苦しくなり、吉居が二の脚を使って1位再浮上、区間賞。近藤は個人タイムでわずか1秒及ばず。
出雲・全日本ともに2位の國學院・平林が12→6位、東海・石原が19→11位の激走、明治は1→13位転落。
【3区】
中央・中野が先頭を快走、少し遅れた2位で駒澤・篠原、青学・横田が長く並走。
18Kmで篠原がスパートの一方、横田が急に苦しくなる。
中野は一度も先頭を譲らず吉居弟にタスキを繋ぎ、区間賞。2位駒澤・3位青学。
國學院が4位浮上。順大・伊豫田は区間賞ペースの走りも後半失速。
前年14位、予選会からの捲土重来を狙う早大・井川が14→5位の激走、シード権復活に大きく前進。
【4区】
中央・吉居弟を駒澤・鈴木が猛追、7Kmで一気に先頭を奪う。
その2人に14Kmで青学・太田が一気に並びかけ、鈴木との一騎討ちになる一方吉居弟は遅れる。
残り1.5Kmで太田がスパート、一旦は鈴木を置き去りにするも最後は鈴木が差し返しトップに。
東京国際大の「史上最強留学生」ヴィンセントが12→4位のゴボウ抜き、従来の記録を30秒塗り替え驚異の1時間00分00秒の区間賞。
【5区】
駒澤ルーキー・山川が行きっぷり良く青学4年・脇田を序盤から引き離し、そのまま逃げ切って見事な19年ぶり往路優勝。
4Kmすぎで中大・阿部が脇田を抜き2位浮上し山川を猛追も捕らえ切れず。
城西・山本が区間新の走りで13→9位、シード権に望みをつなぐ。
往路優勝 駒澤大
2位 中央大
3位 青山学院大
4位 國學院大
5位 早稲田大
6位 順天堂大
7位 東京国際大
8位 法政大
9位 城西大
10位 創価大
11位 東洋大
12位 明治大
13位 東海大
14 位 帝京大
15位 国士舘大
16位 山梨学院大
17位 大東文化大
18位 日本体育大
19位 専修大
20位 立教大