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我が愛しの映画館㉒禁断の惑星

2020年11月29日 | レモン色の町

『禁断の惑星』は昭和31年のアメリカ映画。小学校の時、親父について観に行った。

西暦2200年、人類は他の惑星への移住を開始した。折しも惑星アルテアに接近した宇宙船が危機を告げる会電波を受信した。警告を無視し着陸したクルーたちを迎えたのは、20年前に消息を絶ったモーピアス博士と娘のアルタ、そしてロボットのロビーであった。博士はこの星には怪物がおり、謎の死を運んでくるという。クルーたちは博士の言葉を信じず開発にかかる。やがてクルーたちは次々に殺されていった。

少しびっくりする。装飾に日本の寺院に使われる常花が立っているではないか?木を蓮の形に彫り、漆を塗って金箔を施したものである。進駐軍が面白がって買って帰ったものか?珍しく思われたのだろう。

当時、ロボット ロビーのデザインが大きな反響を呼び ブリキの玩具で発売されたりした。

怪獣の出現を期待していたが、博士の妄想から作られたもので姿は見せずじまいだった。レーザー光線に反応する怪獣。

この作品も、娘アルタの色っぽさが、大人の人にはウリだった。やはり池で泳ぐシーンがあるが・・・

前出のターザンのようにはいかなかった。ガードは固い。


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2 コメント

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Unknown (伊勢生まれの下総人)
2020-12-01 15:31:10
怪獣ウランという映画を親父にせがんで観に連れて行ってもらった事があります。先程ググッたら、ゴジラのような怪獣映画ではなく、ホラー映画だったとのことです。
画面の描写は、恐怖の対象など映さず、対象物に目が釘付けになっている人間の表情を独特のライティングで映し出し、観客の恐怖心を誘い出すというものでした。男が放射能に当たって火傷を負い、顔がブゥーっと腫れ上がるシーンでは、隣にいた若い女性も思わず目を両手で覆っていました。
このシーンに至って、私の恐怖心はついに極限に達して、吐き気を催すほど気持ち悪くなってしまいました。
観ていられなって、途中で退場してしまいましたが、後で親父から入場料を損したとブツクサ言われたものです。
96歳と長命だったその親父も亡くなって、もう12年になります。
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怪獣映画 (タケオです)
2020-12-01 17:22:24
DVDなどで 再鑑賞できる映画があることは幸せなことです。今見直すと、鎮撫な出来栄えに苦笑してしまいます。新東宝映画 中川監督の「地獄」は「観に行くんじゃなかった」と後悔しました。なぜ、昔の邦画は暗い作品が多かったのでしょう。
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