花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

中年的考察・スターウォーズ エピソード3

2005年08月16日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
ターウォーズ エピソード3 シスの復讐を観てきた。ところが、またまた惰眠をむさぼってしまった。
ず、例のごとく予告編のテンポの速さで疲れた。そして本編が始まるや、まず宇宙での戦闘シーンの迫力に見疲れてしまった。ものすごいお金をかけたCGである。そのスピード感と宇宙の広がりのすごさに圧倒される。
ころが、中年のおじさんとしては、内容がいまひとつ分からない。けったいなカタカナの名前がぽんぽんと出てくる。疲れてオイラは眠りについた。
が覚めて後半、面白くなってきた。昭和52年封切られた第1作「スターウォーズ」が懐かしい。そこへ繋がってくるのだ。スターウォーズシリーズのあとで公開されたエピソード1・2・3は前シリーズの30年前のお話なのだ。ぐるり回って懐かしい第1作がよみがえってくるのだ。
国軍のダース・ベイダーに捕らえられたアルデラーンのレイア姫は救出を求めるため2体のロボット「R2D2」 と「C-3PO」を惑星タイトゥーンに送り込む。偶然、ロボットと出合った青年ルークはジェダイ騎士団であるオビワン・ケノービと密輸船の船長ハン・ソロとともに、反乱軍として帝国軍に挑むことになるのだ。
の悪人ダース・ベイダーが実はエピソードシリーズの主人公の一人アナキン・スカイウォーカーその人なのだ。エピソードのシリーズではアナキンの小さい頃から始まりジェダイ騎士団となって、若き日のオビワン・ケノービとともに活躍するのだが、愛するアミダラのため悪の道に落ちていく。
後に、オビワン・ケノービと決闘して黒焦げのぐちゃぐちゃになってしまう。死に掛けを帝国軍に助けられ、手足をつけて仮面をつけられて、あのスーパースーパーのダース・ベイダーが出来上がるのだ。苦悶するアナキンがすごくかわいそうで涙が出てしまう。
するアミダラとアナキンの間には、すでに双子の子供が仕込まれていて、これが青年ルークとレイア姫だったのだ。広い宇宙で少し話が出来すぎているようだが、まあ許すとしよう。初めは大悪人だったダース・ベイダーが実はこの壮大な宇宙ファンタジーの主人公だったのだ。第1作を見たときには、こんなこと想像もつかなかった。
うして、ぐるり回って落ち着いたのだ。今までのシリーズでは、戦闘シーンだけが面白く、ストーリーはどうでもよかった感じだったが、今回は一番内容が充実していた。
と、寝ていたくせにえらそうなことを言う武兵衛でした。
追伸 
ちょっとォ!これ、シスの復讐とちごて、シリーズの復習やに、きっと!

イベント「お諏訪さんにいらっしゃい」無事終了!

2005年08月15日 | おいらの商店街
ベント「お諏訪さんにいらっしゃい」が無事終わりました。事がうまく運ぶとやたら感謝したくなるものです。前日の夜まで不安なままのスタートでしたが、多くの方のご協力を得て成功のうちに終えることが出来ました。
思うと、ススム殿とだっくす亭さんの無謀な出発でした。スタッフは少ないし、日程がお盆の真ん中でしたし、どこまで商店街の理解をいただけるか不安だらけでした。準備も御両人の頭の中で渦巻いているだけの状況だったのです。
んな不安を吹き飛ばすように、当日は商店街の皆さんが準備に奔走していただきました。そして多くの来街者の方でにぎわいました。
年ですと、お盆は休日状態で、街の中もひっそりとしているのですが、イベントを目当てに家族連れの方でいっぱいになりました。何らかの仕掛けを作れば、街に目を向けてくれるのだなあと再認識したしだいです。
かしご両人のイベント狂いには頭が下がります。こんなキチガイが街に居ないとだめなのでしょうね。否、居るから街なんでしょう。やはり根っからのイベント好きとしか言いようがありません。どこまでもヨイショしたい気持ちです。
回のイベントは、以前から街に居る商店街の皆さん(苔族)と、新しくお店を出した(新族)とのコラボレーションが大切だと以前申しました。この点では大成功でした。イベントの楽しみは、たくさんの方と催事を通して交流できることです。
くじの抽選方法など運営に問題が残りました。反省点はたくさん有ります。だっくす亭さんが前から強調されているように、率直に反省点を改めて、次のイベントにつなげていくことが大切です。
回の「お諏訪さんにいらっしゃい」に、私利私欲を投げ捨てて、純粋に街のためにご苦労いただいた関係者の皆様に、イベント狂いのお二人に変わりまして、心からお礼申し上げます。ほんとうに、ありがとうございました。

美空ひばりについての一考

2005年08月12日 | レモン色の町
和32年4月27日。なんと四日市の諏訪劇場に、美空ひばりが公演に来ていた。この年の1月。東京で美空ひばりは塩酸をかけられるという事件にあったばかりだ。入り口に緊張が感じられる。
祭りの間「お祭りマンボ」の歌を口ずさんでいた。美空ひばりの歌である。改めてお断りしなくても皆さんご存知か。
空ひばりという歌手は、あまり好きではなかった。しかし、「お祭りマンボ」は面白い。神田の生まれで祭り馬鹿のおじさんとおばさんは、自分の家が、火事になろうと空き巣に入られてようと、祭り騒ぎに興じているという大騒ぎの歌だが、終盤、様相は一変する。まつりが終わり、丸裸のおじさんとおばさんは途方にくれる。そして、最終盤で後の祭りよ!と悲しみを吹き飛ばす。お祭りのあとのむなしさ、寂しさを見事に歌い上げていると、オイラは思う。まつり好きの皆さんは、まつりのあとのむなしさを感じなかったでしょうか?
空ひばりをあまり好きではなかった。演歌が好きでない。以前は、演歌、興行と来ると、こわもてのお兄さんをイメージしてしまうからだった。しかし晩年の歌「愛燦燦」「一本の鉛筆」そして「川の流れのように」はいい歌だ。人生の悲しみを恥ずかしげもなく歌い上げている。自分の将来を予感していたのだろうか。
の「川の流れのように」をいろんな歌手がみんなで歌っているCDがある。森山良子や南こうせつ、泉谷しげるなどそうそうたるメンバーだ。初めて聞いたときは「なんや、バラバラやんか。寄せ集めか」と思ったが、何度か聞くうちに、ひばり賛歌のすばらしさを感じるようになった。
歌に抵抗がなくなってきたのは、歳を取ってきた証拠か、いなア!
それよりイベント「お諏訪さんにいらっしゃい」が目前だ。今も、ススム会長と、だっくす亭さんが、テーブルを見に行くといってきた。思わずブログのページを隠した。アセル!

大四日市まつりでございます

2005年08月07日 | 四日市商店連合会です
8月6日と7日はお祭りでございます。わが商店連合会の甕破り山車は、本年6日だけの巡航と相成りました。
前9時、商工会議所あとの3階を特別開放していただき、ここが本部となりました。
いさなか、橋北、南町方面を経て諏訪新道、呉服町にて演技を披露、皆様、熱中症の心配もなく、山車の披露に熱中していただきました。
は本部で、皆様の貴重品が心配でしたので、涼しいところで申し訳なかったのですが、北川氏、水谷さんと、あかもんさんご寄付のお酒を少しいただいて、皆様がご昼食にお戻りになられるのをお待ちいたしておりました。
んなとこにおったんか!探しとったんやぞ!」皆様、すごい熱気とともにお戻りになられ、きつい非難のことばにも馬耳東風。これもお神酒のなせる技でございます。美人の婦人警官さんにお手伝いをいただいているとのこと。皆さん鼻の下を伸ばしています。午後は楽しみな運行に参加させていただきました。
諏訪神輿の神酒所で,ごちになった枝豆は、カッチャン特製味付けとのこと。食べたら、からい、からい。「ちょっとぅ!からすぎやで、これ!塩の固まりくっとるみたいや」と文句を言ったら「これでちょうどええの。ようけ食べやんで」とのご返事。なにくそとタッチャンと全部食べたら、メチャのどが渇いて気分悪かった1日でございました。
祭りは皆さんのお顔が揃います。お酒とともに、久しぶりの話題にも花が咲きます。Aさんの奥さんは上海の方で、今年からの参加となりました。仕事の関係で夜にしかお顔を拝見できなかったAさんでしたが、仲睦まじく幸せそうに伺えました。本当に久しぶりでした。
川氏とおいらは、少しお酒が過ぎたようで、山車につかず離れず肩を組んで与太っていたような記憶でございました。皆様にはご迷惑をおかけしたと思います。
、写真を見ておりますが、いつ、どうして撮ったのか分からないショットも多々あり、お酒の魔力を身にしみて感じ入る、今日この頃でございます。今夜の晩酌は少し控える(今のところ)つもりですが、ワイフの目を無事通過できるか、いささか心配でございます。

明日からまつり

2005年08月05日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
明日から大四日市まつりでございます。まつりの寄付集めと、イベント「お諏訪さんにいらっしゃい」の準備と、当店がお盆の前なのでちょっぴり忙しいのとで、さぼり気味の毎日が続いております。申し訳ありません。
しいと、ワイフのご機嫌が、にわかに下降線をたどります。普段、暇なときは、よだれをたらしてテレビを見ているくせに、贅沢言うな!などと、口が裂けても申しません。心の中でも思っておりません。どうかお許しください。何で誤らないけんのじゃ!
が無いといいながら、本屋で「ナンプレ ノーマル編1」西尾徹也編著(世界文化社)を買ってきてしまった。縦横9個づつの枡があり、それが9組のグループに分かれている。縦横必ず1から9までの番号が入り、それぞれのグループも1から9までが入る。そして重複しない。ことばで言うとややこしいが実際ごらんになられた方もあると思う。
字を埋めていくのだが、これが結構はまる。
のうち飽きると思うが、何でこんな忙しいときに、こんなことで頭を痛めにゃあならんのか、やっている自分が分からない。
中に本を引っ張り出してきては、頭を悩まし、電気を消し忘れて寝てしまい、ワイフに叱られている、真夏の夜でございます。

男はつらいよ 純情編

2005年08月02日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
8月6日から、BS放送で、「男はつらいよ」全48作の放送が始まる。寅さんをみないと、お盆や正月が来た気がしないとよく聞かされたものだ。
はつらいよ」の第6作、純情編に忘れられないシーンがある。赤ちゃんを負ぶった宮本信子が、故郷の島へ帰るお金もなくて、途方にくれている。船着場で出会った寅さんは、一夜の宿賃と船代を出してあげるのだが、宿で宮本信子は、子供も寝たし何もお返しするものがないからと服を脱ごうとする。
んなつもりじゃあないよ。と言って寅さんは軽くいなして隣の部屋へ。いい場面だ。おいらだったら、一線を越えてしまうかもしれない。○○君の口癖は、女性が喜んでくれればいいのだ。それが私の生きがいなのだ。とよく言っている。そんなのじゃないのだ。何を言っているのだ。そこで二人が、アヘアヘっとなってしまったら、男はつらいよ第6作、不純編でお終いになっていただろう、エ?何を考えているのだ!と、年甲斐もなく興奮してしまった。
の作品の最後もいい。柴又の駅で、旅に出る寅次郎をさくらが見送る。さくらは、自分の赤いマフラーを寅次郎にかけてあげる。電車の戸が閉まろうとする瞬間、寅次郎はさくらに向かって叫ぶ「故郷ってえもんはよぉ、故郷ってえもんは!」そして、扉が閉まり電車が発車する。ふるさとは遠くにあるものなのか?離れていてこそ故郷なのか?聞こえないよ、寅さん。
が家の息子は、故郷から離れたっきり帰ってこない。ワイフがぎゃあぎゃあ言ってようやく帰って来る。寅さんの心情が理解出来ない息子も息子だが、帰って来た息子をなめるようにしてかわいがるワイフもワイフだ。
んなことを考えている場合ではない。イベント「お諏訪さんにいらっしゃい」が2週間後に迫っている。今日も鳥居作りで大忙し。黒のペンキを石田さんに飛ばしてしまった武兵衛でした。申し訳アリマッセーン。
追伸 山田洋二監督が、当時の思い出で、こんなことを言っていた。「商店街でロケをしようとするんですが、閉まっている店が多くてね。シャッターを開けてもらって、商品を並べたこともありました」