8月6日から、BS放送で、「男はつらいよ」全48作の放送が始まる。寅さんをみないと、お盆や正月が来た気がしないとよく聞かされたものだ。
「男はつらいよ」の第6作、純情編に忘れられないシーンがある。赤ちゃんを負ぶった宮本信子が、故郷の島へ帰るお金もなくて、途方にくれている。船着場で出会った寅さんは、一夜の宿賃と船代を出してあげるのだが、宿で宮本信子は、子供も寝たし何もお返しするものがないからと服を脱ごうとする。
そんなつもりじゃあないよ。と言って寅さんは軽くいなして隣の部屋へ。いい場面だ。おいらだったら、一線を越えてしまうかもしれない。○○君の口癖は、女性が喜んでくれればいいのだ。それが私の生きがいなのだ。とよく言っている。そんなのじゃないのだ。何を言っているのだ。そこで二人が、アヘアヘっとなってしまったら、男はつらいよ第6作、不純編でお終いになっていただろう、エ?何を考えているのだ!と、年甲斐もなく興奮してしまった。
この作品の最後もいい。柴又の駅で、旅に出る寅次郎をさくらが見送る。さくらは、自分の赤いマフラーを寅次郎にかけてあげる。電車の戸が閉まろうとする瞬間、寅次郎はさくらに向かって叫ぶ「故郷ってえもんはよぉ、故郷ってえもんは!」そして、扉が閉まり電車が発車する。ふるさとは遠くにあるものなのか?離れていてこそ故郷なのか?聞こえないよ、寅さん。
わが家の息子は、故郷から離れたっきり帰ってこない。ワイフがぎゃあぎゃあ言ってようやく帰って来る。寅さんの心情が理解出来ない息子も息子だが、帰って来た息子をなめるようにしてかわいがるワイフもワイフだ。
こんなことを考えている場合ではない。イベント「お諏訪さんにいらっしゃい」が2週間後に迫っている。今日も鳥居作りで大忙し。黒のペンキを石田さんに飛ばしてしまった武兵衛でした。申し訳アリマッセーン。
追伸 山田洋二監督が、当時の思い出で、こんなことを言っていた。「商店街でロケをしようとするんですが、閉まっている店が多くてね。シャッターを開けてもらって、商品を並べたこともありました」
「男はつらいよ」の第6作、純情編に忘れられないシーンがある。赤ちゃんを負ぶった宮本信子が、故郷の島へ帰るお金もなくて、途方にくれている。船着場で出会った寅さんは、一夜の宿賃と船代を出してあげるのだが、宿で宮本信子は、子供も寝たし何もお返しするものがないからと服を脱ごうとする。
そんなつもりじゃあないよ。と言って寅さんは軽くいなして隣の部屋へ。いい場面だ。おいらだったら、一線を越えてしまうかもしれない。○○君の口癖は、女性が喜んでくれればいいのだ。それが私の生きがいなのだ。とよく言っている。そんなのじゃないのだ。何を言っているのだ。そこで二人が、アヘアヘっとなってしまったら、男はつらいよ第6作、不純編でお終いになっていただろう、エ?何を考えているのだ!と、年甲斐もなく興奮してしまった。
この作品の最後もいい。柴又の駅で、旅に出る寅次郎をさくらが見送る。さくらは、自分の赤いマフラーを寅次郎にかけてあげる。電車の戸が閉まろうとする瞬間、寅次郎はさくらに向かって叫ぶ「故郷ってえもんはよぉ、故郷ってえもんは!」そして、扉が閉まり電車が発車する。ふるさとは遠くにあるものなのか?離れていてこそ故郷なのか?聞こえないよ、寅さん。
わが家の息子は、故郷から離れたっきり帰ってこない。ワイフがぎゃあぎゃあ言ってようやく帰って来る。寅さんの心情が理解出来ない息子も息子だが、帰って来た息子をなめるようにしてかわいがるワイフもワイフだ。
こんなことを考えている場合ではない。イベント「お諏訪さんにいらっしゃい」が2週間後に迫っている。今日も鳥居作りで大忙し。黒のペンキを石田さんに飛ばしてしまった武兵衛でした。申し訳アリマッセーン。
追伸 山田洋二監督が、当時の思い出で、こんなことを言っていた。「商店街でロケをしようとするんですが、閉まっている店が多くてね。シャッターを開けてもらって、商品を並べたこともありました」