どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

東電のクロベタマニュアルって

2011-09-27 21:05:03 | インポート
20年近く前だろうか、六ヶ所の再処理所建設現場を見たいと思って旅行に出かけた。とはいえ現場には近づけない事が解った。広報センター入り口の示威行動禁止の看板もすごかったのだが、広い範囲に渡って巡らされたフェンスだった。高さは3メーター以上あるだろうか。所々に監視カメラがついている。当時は工事中だったのだが厳重だった。
さて東電が緊急時マニュアルをほとんど黒べたでつぶしたものを保安院に送って問題になった。世間は東電の隠蔽だと言っているが、これはどうなのだろうか。
とりあえず企業としては問題がある行為だ。そこで枝野経産大臣が法律に基づいて請求すると発言。東電も法律に則って再提出するとなった。さてこの法律は何だろう。
東電は知的財産とテロ防止の二つを理由に黒べたにした。しかし内閣にはベタなしで提出すると言っている。つまり非公開という事になるのだろう。
六ヶ所でもそうだったが、原発のテロ対策は凄まじい。フェンスだけではなく、隔壁もそうだし、大体機動隊がいる。飛行区域制限もあるはずだ。写真撮影も本来は制限がある。職員もそういった意味の厳選をしている(ことになっている)。今回のこの事件もそういったフシがある。確かにマニュアルの流出はテロにあった場合危険だ。
もしかすると、知ってるくせに出せって言う事はどうゆうことなんさ、と保安院に当てつけして出したのかもしれない。まあそれは政治的に無いとは思うが。
ただこういったことでテロ対策を言うのだったら、グーグルに原発とか核サイクル施設とかにモザイクをかけさせるべきだと思うのは、私だけ?モザイクがかかっていなかったのにはビックリした。頭隠して尻隠さず、だ。