どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

28年ぶりの歯医者と

2014-12-02 21:36:47 | 日記

 

一つのブログには一つのテーマが原則らしい。だがあまり守った事が無い。ということでお天気の話。

前回は明日は雪になるだろうと書いたら、やっぱり雪になった。そして最大降雪量が11センチと大雪だ。だが南から西のの風が吹き込んでおり、気温は氷点下になっていない。そして地温が高いせいか道路には雪がそんなに積もらない。除雪車を出すほどではないだろう。とはいってもこの天気は3日は続く。明日出すかどうかだが、それは明日にならなければ解らない。週間予報をみる限り、この調子であるなら凍結防止のために一度は出した方がいいかも知れない。

家に一日いる事にした。とはいってもお土産のメレンゲクッキーを作ったり、ババを作ったりとかなり優雅な一日にした。早風呂にも入った。なぜって?歯医者があるからだ。風呂と歯医者は関係ない?すぐに抜歯だったら、今日風呂に入れないじゃないか。

午後に歯を3回も磨いたりしている。ようは緊張しているのだ。そしてその間に仕事が一つ飛び、その調整をする。それがまた電話が繋がらない。何とかなった。

 

 

予約は4時からなのだが、時間が余るほどになった。そこで少し早めに自転車で出かける。隣の協会にはアメリカ人らしき人がいっぱいいて、どうも雪の中自転車を走らせているのは珍しいらしい。一斉にこちらを見た。

予約をとった病院は、昔から建物の中がどうなっているのか不思議だった。かなり大きい。病院兼住宅にしても大きい。そして中に入ると、病院のみだ。手洗い場所は小学校の手洗い場のように大きい。待ち合いはウチの近所の内科がうらやましく思うだろうほど広い。完全予約制の病院とは思えない。ロビーや診察室にある植物が良くわからない。カランコエは何か解るような気がする。葉から葉芽が出てくる様子は歯医者らしい。アナナス類もパイナップルのように下に果実が出来るタイプで、何か歯っぽい。盛んに咲いているシャコバサボテンはたまたまだろう。ただもの凄いレトロ感を漂わせている。受付も「懐かしいでしょ」と自虐するほどだ。

歯科技工士は今はいないようだが、技工士の部屋はどう考えても6畳以上のスペースはある。二部屋になっているようだから、最低5坪はありそうだ。

更にロビーの本棚をみると、定番の「美味しんぼ」がある。だが「テルマエ・ロマエ」がある。他の本を見ても、どうもトッチらかった印象がある。この散らかり方はとてもいい。確実にこのロビーネタで3本はブログが書ける。そこまで面白い。

 

 

28年ぶりの歯医者だ。どんなのが来るかと思っていたら、問診票に既に「健康保険内で納めて欲しい」というチェック項目があった。まずはこれで不安一つはクリヤー。そして65歳と思われる先生は、見た瞬間に当たりだと思った。余裕がある人だ。まあこの謎の病院を経営しているのだから、かなりゆとりがあるのだろう。

そして28年前には当たり前だった、あの問答無用の治療は無いようだ。「すべて話し合って決めましょう」と最初から言われる。というかくどいくらいに言われた。とりあえず優先順位は抜歯ですが、その後は話し合って決めて行くと言うのは、当たり前だ。だが28年前には無かった。いやその前に、28年前にもやっていた。だが全般的すぎて個別の話し合いは、高価な治療があるけどどうする?と言う物だった。特に前歯を最後に持って来たのは、卑怯な気がする。

当たり前の時代になったと言う事だ。不要不急の歯の治療は良くない。そして昔は多すぎた。

ただ心配なのはこの人は完治を目指しすぎて、仕事は遅いだろうな、ということだ。歯科用のCTを撮られて、チェックした結果、抜歯する歯根に炎症があって、それをおさえてから抜歯しましょうとなって、抗生物質投与で経過待ち。今日の治療は歯槽膿漏のチェックと歯のぐらつき具合チェック、そして抜歯する周辺の歯の歯垢除去だけ。最小限の治療で終わった。

多分こんな感じで仕事が進んで行くのだろう。

どうもロビーとか、なにか当たりを引いた気がして来た。

 

 

そしてなのだが、診察が終わって知人の所に遊びに行くと、実はそこの病院の弟と同級生で、以前は家族ぐるみで遊んでいたと判明。最近は行き来は無いが連絡は取れると言う。ということで担保は取れた訳です。金はなんとかするとしても、「あいつ貧乏だからなんとかしてやって」と高額治療にならないように出来そうです。まあ逆に「あいつは暇だから実験台にしてもいいんじゃない』と言われてもおかしくないですが。

とりあえす人脈に当たった訳です。ということで、年末ジャンボは外すのだろうな。

 

 

 

まあ私の歯なんて大した話ではないですね。ただ誤解の無いようにいっておきますが、人脈は金脈ではありません。逆に人脈があればあるほど難しいのは間違いがありません。そして私のようなよそ者にとっては、便宜を図ってもらう事も無ければ何もない事なのですよ。でもあれば安心。保険です。

ただ、こことここがどう繋がるのか解らん所で繋がって行く。そこが面白すぎるのだが、基本私はよそ者です。よそ者にはありがたい繋がりです。

歯医者で繋がるとは思ってもみなかった。

 

 

早めの雪が降り、豪雪になるかどうかはまだ解らないが、地表の温度が例年より下がって道路に積雪しやすくなるだろうと考えています。

後は野となれ雪となれ。


歯医者は忙しいのであった

2014-12-02 01:10:57 | 日記

 

去年被せ物がとれた奥歯だったが、金はないし時間もない。何もしないうちにどんどん欠けて行き、歯茎の上には何も無くなったのが土曜日の話。そこから腫れてうずいたのだが、日曜の夜にはだいぶ気にならなくなった。とはいってもこのままだといい事は一つもない。歯医者ほど世の中の現実を考えさせる物は無いが、ここは何とかなりそう。そこで近所の歯医者を捜す。

しかしだなあ、車が無いのは不便だとは思わないが、車を持っていないと行動に制限がかかる。この辺りは、車を持っていないと半人前なのか、とまで考えるようになって来た。ちょっと前まで制限の美学みたいに考えていたが、今回のように選択こそが重要と言える場合には、その選択に制限がかかっている状態が何とも言えない。実は知り合いの歯医者が二人もいるのだ。しかもお金については楽勝で相談出来る中だ。一人とは議論が出来る。ところが現実的に通う事がチョット難しいのだ。公共交通機関を使えば遠回りになりすぎる。かといって自転車だとこれからの冬に確実に通えるのかとなる。そうなれば近所しかない。

 

 

現実に今日は一日中雨だ。こうなればどうしようとなる。現実的に近所しか選択肢が無い。しかしその近所と言っても半径200メートルに一件あるが、「こども歯科」実際には大人もやっているようだがこの時点で通う気が無くなる。半径800メートルまで広げると、なんと8件もある。ということで多分50年前からやっている病院と30年前からやっている病院と、この10年の間に出来た病院をチョイスした。そのうち一件は行動範囲から逆の方向の医者で、後の2件は行動範囲内にあるものだ。

さて電話をしたら全部全滅。今日は予約だけで新患を受け付けられないようだ。幸いにも一つ仕事がまた飛んだので、明日予約を入れられる所に予約した。

まあ吉と出るか凶と出るかは解らないが、決定的だったのは電話対応だった。そこだけが病状を聞いて来たからだ。

 

 

以前から工事現場の人たちの歯が気になっていた。よくあるのは前歯が一本無いとか2本ないとか、乱杭歯だったりする。明らかに虫歯を放置していたりもする。でも彼らは歯医者に行かない。時間がないのだろう、まずこれが一つある。次ぎに歯医者は金がない奴は相手にしない、と言う物だろう。私にも経験があるが、あれは嫌だ。抜歯してその後は通わないでいる人がいっぱいいるのだろう。

最近では歯ブラシの指導とかまである。それもまた余計なお世話だ。

リアルな所で歯医者って言うのは、美容整形の世界に近いと思っている。歯のホワイトニングとか矯正とか(これまた別な歯医者の友人が、歯医者の中で実はこれが一番儲からないと言っていた)、見栄えのいい歯とか、そうやろうと思ったらインプラントで矯正も出来る。きれいな歯だけで若く見せる事が出来る。ところがそれ以外に、治療としての歯医者がいる。虫歯を放置すると食べられなくなるだけでなく、場合によっては顎の骨に影響を与える。偏った歯の使い方は顎関節症を起こす可能性もある。だから正しく直さなければいけないと言うのは解る。

ところがそこからすっとズレて、歯垢の除去とかになり、歯の健康になってしまう。

まあ時間の調整が出来る人以外は、歯医者は通いにくい。そして時間調整が出来る人はそれなりの収入がある人になる。そうすれば自然に、サービスが変わってくるのだろう。

そしてよほどの事が無い限り、彼らのサービスで人が死ぬ事は無い。美容整形はあり得る訳でカウンセリング能力が必要だ。

 

 

明日から歯医者に行く事になる。考えただけでうんざりする。健康保険内でお願いといって、またあの不機嫌な顔を見たらどうするのか、まだ考えていない。

とはいえこの雨、明日には雪になると言っているが、今の所南風が吹いている。理由は980hPaに盛大に発達した低気圧がナゼか真北に移動しているからだ。そして1040hPaのシベリア高気圧が南下しようとしている。おかげで変に気温が高い。

とはいえ明日は雪が降るのだろう。そうすると病院まで半径800メートルと言うのが、厳しく感じられてくる。

車があったとしても、冬は冬だ。