どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

ムクドリ群復活

2014-12-12 01:38:29 | 日記

 

最近ムクドリがふえているな~と思ったら、また近所に大集結しているようだ。

 

 

とはいえ初夏の頃の大集結に比べれば小さい。

そういえばOPEC総会で、石油の減産を市内と言う決定が出て、石油価格は下がっている。残念ながら円安が進行しているのであまり恩形は無いがそれでもここ数年で初めて灯油一缶1700円台に付けている。ただOPECとしてもその前からある中国経済の減速からの原油安を考えれば減産するのが筋だろう。なぜそうしたのかと言うのに、なかなかな陰謀説がある。アメリカとサウジアラビアが結託したと言うのだ。

実はこの2カ国が嫌っている国は共通している。ロシア・イラン・ベネズエラだ。サウジアラビアにとってシーア派政権のイランは敵だ。そして核開発問題を抱えている。そこを兵糧攻めにすると言うのはアメリカにとってもいい。ロシアはアメリカのライバルでありウクライナ問題をアメリカは看過出来ない。そしてベネズエラは中南米の中で一番アメリカ嫌いで有名。キューバに石油支援をしているので有名。サウジアラビアにとっては、これら新興石油産出国は敵でしかない。古くからの石油産出国と違いこういった国は外貨建ての国債がかなり多い。ベネズエラはこれで、いつデフォルトしてもおかしくない状況になった。そしてロシアはサウスストリームガスパイプライン計画を撤廃した。ウクライナ問題が影響したのだが、原油安が最も大きい。これでロシアはEUへの影響力を下げる事になる。

そしてISISの石油販売に打撃も与えられる。

とここまではなかなか良く出来た陰謀論だ。だがアメリカのシェールオイル・ガスとOPECは対立する利害関係にあるのではないのか?シェール革命は原油高止まりが前提の高度な技術でださられるものだ。原油安ではコスト割れになる。

ただ最近コストが激減したとも言われている。ただそれでも今の状態では厳しいだろう。それではなぜそれをアメリカが認めるのかと言う事だ。それは多分中東の安定のために、サウジアラビアの権威を取り戻させるという事を狙ったのではないのだろうか。

メッカの大守たるサウード家だが、彼らに反撥してアルカイダが出来るほどである。アルカイダのアメリカ嫌いはサウード家がアメリカと仲がよく、それがイスラムを犯していると感じているからだ。その権威を見せつけるために石油を武器に使った、と言う事があるかもしれない。とりあえず原油価格の主導者として、OPECは再び世界に影響を与えられる組織になった。その権威だけでも回復出来た。これは以外と大きい事だ。

陰謀説にしては良く出来ている。多分本当なんだろう。

 

 

木に集まったが、

 

 

瞬間的に飛び立ちました。

 

 

そのロシアだが、12月6日フランスのオランド大統領とプーチン大統領がモスクワ・ブヌコボ空港で2時間話し合ったと言う。オランド大統領はカザフスタン訪問中ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領の勧めがあり、オランド大統領突然のロシア訪問を決めたという。

10月20日深夜のモスクワ・ブヌコボ空港で国際石油資本トタルのクリストフ・ド・マルジェリ会長の搭乗したジェット機が離陸滑走中に除雪車と衝突し炎上し乗客4人全員が死亡した事故があった。確かこの直後にオランド首相は追悼の意を示していたとおもった。それほどに重要な人物で、なおかつ親露派であった。その意味もあってこの場所が選ばれたのだろう。なお除雪車を運転していた男は、酒に酔っていたらしい。ソ連はウオッカで滅ぼされたと言う話もあるが、その伝統はまだ健在のようだ。

ド・マルジェリ会長は「ロソアは変わらなければいけない」といっていたそうだ。そしてロシアはどのような決断をするのだろうか。

個人的に日本に入って来ている情報から察すれば、いまのウクライナはろくでもない政権だ。かといってクリミヤ併合は問題だ。となると割譲と言う話にしてしまうのだろうか。お金でね。でもロシアの貧困化はかなり問題がある事なのですが。何しろ世界有数の軍需産業を抱えている国ですから。国際政治の魑魅魍魎は、どのような着地点を見つけるか。

歴史的にこういった案件では、小国が必ず割を食います。ナチ問題がどこかで再燃して…。

 

 

 

ムクドリですが、近いうちに真面目に観察しましょうか。今日は行きがかりだったので真面目にみていません。そのうち移動する可能性が高いのでその前にキッチリみておきたいものです。

旭川水族館で、ペンギンが海中を飛ぶペンギンを展示しているので有名ですが。このムクドリの群れをみていると、空を飛ぶイワシの群れをみている気分になります。見ていて不安になってくるのが玉に傷でしょうか。そのせいか途中かなり寄り道してしまいました。

おやすみなさい。