今日は最低気温が−5.4度、最高気温が2.4度で、9時からずっと晴れ続けました。
ということで泳ぎに出かけますが、さすがに路面の部分凍結が怖いのでバスでユピアスに行きます。
今日は日曜日、そして総合プールが大会で一般公開していません。そうなるとゆぴあすも混む可能性があります。なので早めに出かけて時間をたっぷり取ろうと思ったら、世にも珍しく岩手県交通が定時に来やがった。平均5分遅れるので有名なバス会社です。おまけに市内にはそれなりに雪が残っているはずなのですが、それでも定時に来たと言うのは偶然でしょうか。信号待ちしていたら目の前を通り過ぎて行きました。
いつもは人を10分待たせるのに。
まだ菊の花が咲いていました。最後の菊でしょうか。
しょうがないから一時間バスをずらして、買い物に行ったりします。バターがスーパーに戻ってきました。牛乳安→生産者が減少→大規模化→飼料が相場で高騰→大規模ほど経営が苦しいので牛乳用の高品質の乳を生産するべく企業努力。小さいと赤字幅が小さくなるが大きいと金額が半端無くなる→加工用生乳の減少→バター品薄→円高なのに更に飼料高騰→やってられない農家続出→更に加工用生乳の減少→マーガリンよりバターが健康にいいと言う歴史的な大転換、バターの需要が増えた。とはいっても生牛乳用の値段も上がらない→そうしたら今度は円安なのだが燃料代が高くなり飼料も円安で高止まり→やってられない農家が更に増加→バター品薄
こういったサイクルをたどっています。で、大体の所消費者が悪い訳ですね。うまい物を安く食べたいと言うのは無理になりつつある訳です。お菓子もパンもそうです。
今回政府が海外バターを緊急輸入しましたが、これで何度目だと言う輸入です。とすればもう乳製品の関税保護は不可能になるのではないのかと。そうなれば実のところは、国内の牛乳消費はバター生産会社が更に高度な手法でバターを生産する方向にならないと不味い訳です。現実的に加工乳の基準にならなければ、牛乳は捨てられているのが現状です。さらに契約している会社がバターを生産していなければ、たまたま生乳の基準以下になっても引き取っては貰えない訳です。
更に小売店の牛乳の売れ残りを回収してバターを作るのは許されていませんし、まあ実際売り切り契約になっていると思いますから回収は不可能でしょう。
バターの生産技術はいくらでも可能だと思う訳で、それこそ日本の企業は技術を高める事が出来るので有名です。でも多分なのですが農水省の規格に何か問題があるのではないのかと思います。後は高付加価値をいかに高められるのかと言うのがあると思います。それを高く売る事が出来れば原材料が高くともなんとか出来るはずです。代表がカルピスの発酵バターでしょうか。
でもそうはいかない。牛乳関連のプラントはかなり無菌化が進みすぎている。発酵バターは別プラントにしなければいけない訳でコストがかかります。カルピスの場合は全部発酵プラントなので自由度が高いのでしょう。なおヨーグルトですが、基本的にパッケージングまでほとんど外気に触れる事無く生産されています。菌が外部に漏れださないようにパッケージの中で発酵させているのですよ。
TPP問題もあって、加工乳ではなく生乳を生産しないと農家は生き残れない訳です。そして400頭以上の乳牛を飼う経営者達はこれまた優秀な人たちばかりです。でもなにかがあると思います。多分規格の問題でしょう。
姫神山がきれいです。今日はレンズ一本で来たもので思いっきりトリミングしています。え、カメラマンだったらいついかなる時も万全の装備をするべきだって?正論ですね。でもそれやっていれば機材の損耗がある訳で。使わなくとも移動だけであいつらは腐る訳ですよ。
と言う事を宮古に行く最中に話したら、エ?と言う顔をされました。昔だったら金属製の鏡胴でないからと言われていました。でも少し違う様です。非球面レンズやフローティングと言うレンズの中で複雑な動きをするシステム、そして昔と違って今は超音波モーターがレンズを動かしています。この超精密な世界が一点でも崩れれば終わる訳です。鏡胴がへたって来たから、レンズがへたって来たからという解りやすい物ではありません。超音波モーターが実は一番へたりやすい。このモーターの出力がへたったらピント合わせは遅くなるやら、必要なパワーが無いからフローティングも確実に動かなくなったりする様です。だったらピントはマニュアルで、と言われれば現在不可能でしょう。フィルムの時代のピント許容度は、デジタルでは10倍以上になっていると思います。マニュアルではどうしても遅くなります。
その前に超精密加工のなれのはてを経験している方は多いのではないのでしょうか。初期のCDですね。保存状態によってはもうかからなくなっているのもあるのではないのでしょうか。デジタルなので誤差補正の自由度が高いのでなんとかなっているかもしれません。でもデジタルのしょうがなさです。これがレンズのようなアナログで起きると、なんとなく違う、というニュアンスになります。まあそのなんとなくと言うのが難しいのですが、目で見る事が出来るもののオソロシサでして、過去の物と比べると明らかに劣化していたりします。
定期的にオーバーホールして延命を計ると言うのが現在のレンズの使い方になりそうです。
100メートルを25本やってしまった。まあもちろん遅いタイムだが、やってしまったのは明日抜歯だからだ。3日以上、常識的には一週間は泳げない。だから無理をしてみようと思った。どうせ痛い思いをするのなら始めにやってしまえと言うワケのワカらなさもある。そして本格的に雪になったから、まあ今後は一週間にいっぺん泳げるのかどうかと言うのもある。
思ったより混んではいなかったが、同じコースに入って来たお年寄りのフォームが面白かった。なにが面白いのかと言えば、実は速いのだ。クロールで50メーター1分10秒程度だろうか。見た目は手を掻くピッチがとても遅いので、遅いように見えるのだ。クロールでのアンバランスが凄まじく、3拍子のクロールになっている。片腕の動作がかなり遅いのだ。それでいてまっすぐに泳いで行く。
以前から凄く気になっていたので観察した結果、水泳4種目が出来る。バタフライも背泳ぎも出来る。そして背泳ぎの精度が高い。まっすぐ進める人は経験者のみです。
さてなにが凄いのかと言えば、キチンと水を掴んでいると言う事です。右と左とで、かなりアンバランスなのですがそれでも水を掴んでいないとあのタイムは出ません。クロールだとほぼ左手のパワーのみで進んでいます。でもまっすぐに進んで行くのですよ。
自分の今の状態にあわせてフォームを作り直して来た、そう言う事です。これが出来る人はそうそういない。
菅原文太が亡くなった。ご冥福をお祈りします。
ただ菅原文太の顔は、宮城県北では良くある顔だ。でも全国的にみればそうそうない顔でもある。その顔にあてがわれた役は、あるあるこんな人!と言う役だったかなと思う。高倉健がどこにでもいそうな顔なのに、絶対こんな奴はいないと言う役ばかり掴んでいたのは気のせいだろうか。
実はこの話題はかなり悩んでいた。普通って何だろうとか、その普通らしさってとか考えていたのだが、まあ結局理想があった時代だったと言う事なのかも知れない。こんな人がいて欲しい、そんな物だったのだろう。
ふと思った、石原裕次郎がいなければ二人はどうなったのだろうか。そう言う事なのかも知れない。
悩む前に決断しか無い石原裕次郎、悩んでばかりの高倉健、単純な菅原文太、そういった役割だったのだろう。そして刑事部長とヤクザと言う構図になってしまったのか。
人情物も得意な二人の名優が生まれたのは、石原裕次郎がやらせてもらえなかったからかも知れない。多分そうゆう事なのだろう。