ひな祭りというのに最大28センチも雪が積もった。今日は無事に除雪機を出すことができた。ところがだ、大雪は何か人の心理に影響を与えるのか、普段自転車で移動している人が車で移動するのか、近所の道路も随分混んでいる。奥まった道に除雪機を入れようとしたら、車を道路に出して家の前を雪かきするご婦人がいて、二進も三進も行かない。交通量の多い上田通りを通るのは嫌なのだが、仕方がなく通る。するとただ単に通り過ぎているだけなのに、なぜか人から感謝される。なんでなのだろうと思ったら、オーガをあまり高く上げていなかったせいで随分雪が溜まっていたのだ。まあ除雪しているようには見えていたようだ。
天気予報からすれば、雪かきをする必要はない。金曜はともかく日曜日の予報がとんでもなく高い。14度だ。でも夜には凍結するわけで、すると日曜までは危険になるということだ。
今日は隣の大学の企業合同説明会を覗いてきた。どうも隣の大学の学生は打たれ弱いようで、この大雪で出足が悪かったようだ。
毎度思うのだが、この企業合同説明会だが、実は一般人が聞いた方が面白いのではないかと思う。投資家向けのセミナーとか業界合同の新商品発表会とかは有るが、投資家向けの説明会とかあったら、面白いだろうな。学生相手だからちょっと甘いところがあると思う企業のプレゼンテーションだが、やっぱり生身のプレゼンは迫力があります。
学生さんには、もう少し業界研究しろよと言いたくなりますが、自分は絶対いところに行けると信じているのですから、まあ仕方がないか。
ただアイドルも、大昔は可愛ければよかった。それが歌えなければいけなくなった。そして踊れなければいけなくなった。更に歌も踊りも最高でなければいけなくなった。そして演技ができてトークも面白くないといけないし、ここまでくれば超人しかいなくなるので組織化し分担化すると、組織の結束力が問題になる。そこでさらに大組織化してその組織の成長過程を売りにする戦略になった。するとさらに明快になるのは、歌って踊れて話が面白く演技ができて、組織を束ねるカリスマとその反対のきめ細かな神経が有る人というのが、本当は欲しいアイドル像なのだというのがよくわかってくる。
そう、今求められている人材というのはそういった人だ。
俺はダメだ。
最近の日立のデザインの面白さは、ついに建機にまで来てしまった。こいつがウネウネと動いていると、街の景色が変わるから面白い。機械がいいのかオペレーターがいいのか、結構いいスピードで作業していた。
ブレーダーが通った。内側の歯で道路の雪を掻き出して道の両側に残して行く嫌われ者だ。だがブレーダーが一番速く除雪できる。結果交通渋滞を最小限にできるのだ。だが嫌われている。
青森だと嫌だけど致し方無いと、誰もが納得しているのだが、盛岡の人は許せ無いらしい。
まあその前にこのオペレーターがあまりいないということが有る。結構扱うのが難しい機械でもある。青森のように除雪した先から雪が積もるところでは。大雑把な除雪を繰り返した方が実は効率的だ。盛岡だと凍結があるので、可能な限り一発で路面ギリギリで除雪したい。そうするとテクニック上の難易度が異常に上がる。だが練習するチャンスは少ない。
あと何回雪があるのだろうか。