どうも風邪を再発させたみたいです。花粉症を疑ってもいいかなというレベルですね。さて岩手大学前のローソンが2月29日に閉店しました。近所にできたセブンとの競争に負けたと思う方は多いと思いますが、多分違う。かなり長期的計画なのではないのかと。でないと2月29日は選ばないですね。それよりもセブンが出来る前から徐々に仕入れを制限していました。ウチカフェにものらないし、売り上げが落ちているのに商品数をどんどん減らしてゆくなどはかなり計画的だったと思います。アルバイトは雇わず長期のパートで回すとか徹底した閉店なので、多分すぐに何かになるのでしょう。もう窓ガラスに養生していますし。何ができるんでしょうか。コンビニはもうできないと思いますが。
ビワの花が咲いています。どうも熱が出たようです。風邪クスリは飲見ました。でもなんか高松の池に行ってしまいます。
霧が立ち込めています。
高松の池では最近キンクロハジロの人気が急上昇です。今日も「あの鳥カワイイー♡」と声が上がっています。そこで、「お嬢さん、それでは呼んでみましょうか」とキンクロに合図します。気がついたようですね。
キンクロ大艦隊出撃!我に続け!と隊長が羽ばたいて皆を鼓舞します。
真面目に自分でもうまく行くとは思っていなかった。おかげでお嬢さん大喜び。ヨカッタヨカッタ。金苦労派次郎は手なずけるのが不可能だと思っていましたが、たった6回程度でここまで学習できました。頭がとてもいい鳥のようです。お風呂に浮かべる日もあるかもしれません。
まあ現実的には高松の池マジックで、安全だと彼らがわかっているから出来る芸当のような気がします。
この後お嬢さんらには毛つくろいのあのキュートなメタボバラを見ていただきたかったのですが、そこはコントロール不可能です。なんとか毛つくろいをする個体が現れてホッとしました。
でもねほんとキンクロハジロは野鳥業界では取るに足らない鳥の一つでして、まあ彼らは技術的に難しい小鳥や珍しい鳥や、学術的に貴重なものを目指しているから仕方がありません。それではアマチュアカメラマンは白鳥ばっかりですし、目の前をアオサギやダイサギが通り過ぎても気がつかないという悲しさがあります。
昔野良猫を手なずける為に特製の餌を作っていた時期がありました。鶏胸肉から皮を外して細かく切り包丁でよく叩きすり鉢で擂ったものをメレンゲと混ぜて黄身を溶いたものをかけて蒸し器で15分蒸らした、というオソロシイメニューを作っていた時期があります。なお塩入れずに昆布出汁の元を少し入れるのがポイントです。よく練りましょう。肉の匂いをどう出すのかが重要です。
強烈な猫まっしぐらでしたね。2回目からお友達になれました。やっぱりニーズを読まないといけませんね。間違ったプラダを与えても次の日には中古品に並ぶだけですから、やっぱりニーズを読むのは大切です。
アオサギが通過して行きます。
今まで難しかった遠くにいるキンクロハジロをどう呼び寄せるのかという、方法がわかったような気がします。もう少し実験してみなければいけないようです。
そういえばマイナス金利問題というのはどういったことなのか、日経ビジネスオンラインにモノスゴクわかりやすい解説がありました。えらくわかりやすいです。正しくは記事を参照していただくとして、私の理解では低金利政策を持続させるというのを、市場に知らしめる為に行ったもの、ということです。まず歴史的にバブル以降低金利もしくはゼロ金利政策を取ってきた日銀でしたが、総裁が度々この金利政策はおかしいと言っていたのに市場関係者は不信感を抱いていました。そしてゼロ金利解除で市場からのダメを食らったということがあります。ゼロ金利や金融緩和などは以前からやってきたことなのですが、どうも腰が引けていて市場にある貨幣量に比べても、いつ撤退されるかわからないという不信感があったわけです。
黒田日銀総裁は、市中に国債を買い上げることによってジャブジャブと金を流し込んだわけです。ただ銀行から見れば貸し手がいない状況は変わりません。そして貸し出しは長期的になります。一般的な施設投資で10年、住宅ローンでは30年でしょうか。住宅ローンは生命保険と組み合わせているので、銀行にとってはローリスクな案件です。でもこの長期間に固定金利で安く貸し出してしまえば将来どうなるのかはわかりません。突然戦争になったとかそういった突発事項はともかくとして、金融政策の安定性を銀行は求めるわけです。
その意味ではFRBの金融政策は、口で言って実弾投げてという形です。打つぞ。打つぞと言って市場の動揺を見計らったところで大砲を撃ったというのが成功の元です。有言実行。日本は大砲打つぞと言っておきながら、しょぼかったというのが今までだったということです。
さてマイナス金利ですが、日銀当座預金の過剰と思われる部分だけに適用されます。当座預金なので銀行経営に最低必要な額は金利0です。銀行運営安定のために過剰金200兆円積まれています。ここは0.1%の付利がつきます。リーマンショックでの経営安定のために設けられた処置です。これは撤廃するべきなのですが、暫定的にまだ続いています。
ところで0金利政策というのはどうすればできるのかという問題があります。金利自由化では政策的にはできないわけです。そこで国債の売買でこの金利を操作します。ここで重要なのは日銀は市場が求める価格でしか売れないということです。日銀といえども相対取引は不可能です。市場からの購入になります。なので少し高値の買取になります。日銀へ国債を売った銀行は、日銀当座預金に入れるか、銀行間取引の超短期のコール市場で銀行間の貸付を行います。これは原理的に銀行は預金以下しか現金を持てないということがあります。まずは貸付。そして運営費です。ガバガバ儲けていても凄まじく安定していたとしても、或る日突然取り付け騒ぎがおきた時の現金確保がまったくできないということになります。そのための日銀当座預金と準備金なのですが、コール市場に金が流れ込むようにするのが0金利政策です。ここをグルグル回すのが、つまり銀行が貸付金過剰な状態に維持するというのが、0金利です。
マイナスというのは当座預金の10兆円程度です。200兆円の過剰に比べれば些細な話に見えてきます。ただここで重要なのは国家という信用です。巨大すぎる金融市場に対して、確かに国家は最終手段を持っています。代表例が北朝鮮でしょうか。
ただその刀をチラつかせているだけではなんともできません。マイナス金利政策の面白さは、ここからになります。
日銀は当座預金の過剰すぎる部分にマイナス金利という手数料を払う。日銀はそのお金プラスで国債を日銀に売る。国債は債権なので元金と金利は保障されている。安全な債権なので銀行が買う。ただし日銀が高値で買うことを予測しているし、マイナス金利でとった金が回っているのを承知だ。今度はそのお金で多少税収が上がればいいが、日本は基本的に損はしない。日銀の売り上げと利益が下がったとしても国債の金利が下がってマイナスになったのだ。これは国家にrとって最高のことだ。こういったグルグルがスキームに入っている。誰もがわずかには損をしている。ただこれは日本の国債残高から言ってもものすごく小さな話だ。
最大の問題は、この手段は市場と連携しなければいけないということだ。アメリカFRBも難儀している。出口がない世界とも言える。もっとも世界的に実体経済がうわまればまったく違う回答がある。だがそれはないと今市場が言っているから、円高なのだろう。
これは本当にわかりやすい。なぜ10年もの国債が値上がりしたのかがよくわかる。安定したスキームなのだ。ただ政治が動くとこのスキームは途端に不安定になる。ここが問題だ。
渡のピークはまだ分からないが、今週で終わりそうだ。
ネコヤナギが咲いていた。