朝起きるとちょうどゴミ収集車が我が家の前を通ったところだった。
体温は36.7分、あっという間に下がった。多少まだ頭は重いが、動きやすくなった。
家庭菜園を片付けに外に出た。冬を越えすぎた山東菜などを片付ける。雑草も取り除き、表面を少し耕しておく。本格的に耕す準備だ。狭いので10分で終わった。
引きこもりだからバッハの全集を聴いて過ごす。ようやくカンタータから離れられると思うとミサ曲になりまだまだ宗教曲は続く。
最近のプリクラすごいねとは思っていた。美白コンシーラ仕上げとはなんじゃと思ったのが数年前。目はでかくできるし顔細くして足も長くしてしまえる。ところがおっさんにはこのあたりのことは調べようがないわけですね。そこにいい記事がりました。「なぜ今時のプリクラは盛りまくるのか!10年開発を率いるプロに聞いた」Buzz Feedです。
個人的に同じ顔をいじった例で、今のこの子の好みを当てられたのは嬉しかったですね。でも自分の好みは真逆でした。
さて女子高校生がプリクラでいじって遊ぶのにはわけがあるそうです。まずは簡単にプリクラの流れをおさらいします。
1995年にアトラスという会社の社員が、証明写真用のボックスに入ってみんなで写真を撮る姿を見て開発。1995年発売に成るが1999年頃一気にブレーク。プリクラ交換やプリクラを集めるプリ帳という保管方式が確立された。って、ここまではカルト・ド・ヴィッジの写真史に出てくる流れと同じ。以外と写真交換の文化というのは世界的にあったのだが、なぜか日本には根付かなかったものがここでブレイク。
2年で第一次ブームは終わるが、その後全身を写せれるとか、フレームを付けれる、ペンタブで手書き文字を入れられる、絵文字を入れるように画面上にキラキラを入れたり出来る等々多機能に進んだ。その上多分株式会社フリューからだと思うが、レタッチが可能になった。美白だけではなくてリップ等の色加工ができるようになったのだ。その上2010年あたりからプリクラ搭載のカメラはデジタル一眼レフになっているという。まあミラーレスでも十分だと思うが、きめ細かな画像が作れるようになった。記事から引用する。
「流行もありますが、そもそもプリのターゲットの中でも低年齢層である中高生って顔が出来上がってないんです。まだまだ成長途中で、メイクも毎日するわけじゃない。だからプリを撮る時ぐらいは、好きなモデルや芸能人のような「憧れ」に近づきたいという願望があるんだと思います。大人は顔も完成していて、自分の顔のイメージが固まっています。メイクもしてるし、だからこそプリで加工されることに違和感を持つんです。
プリでは落書きでリップやチークの色も選ぶことが出来ます。大人はなんてことない体験でも、若い子にとっては「真っ赤なリップ」を試すなんて一大事。いつもと違った自分になれる場なんです。」
昔も今も子供は同じだと言われますが、手段のあるなしは大きいですね。この株式会社フリューでは年に3回モデルチェンジをしているようだ。なんでそんなことができるのかといえば外装とソフトを交換すればできるからだとしかいいようがありませんが、春・夏・冬というシーズンわけをしています。この意味は多分シーズンごとの肌の色とメイクイメージの違いなのかなと思います。
まあすごいですね。なおこのフリュー社ですが我らが証明写真業界にも参入しております。そのままにすっきり爽やかに修正をかけるというものです。作例を見る限りなかなかな出来栄えです。ただ社としても使える場は限られていると言っておりますが、なかなかの強敵です。
なお現在プリクラ機は男子禁制としているところが多いようです。大昔に冗談で男ばかりで入った時代は遠いものになったようです。
プリクラはアトラス社の商標で今はセガにあるようだ。まあそれはいいとして、久しぶりにプリクラ関連を見たせいか、裏付けだけで1時間以上かかってしまった。
ただやっぱりすごいと思うのは、それだけ盛ろうが何しようが、女性は他者認識のバケモノだということだ。あれだけ盛られても誰かわかるのだろう。そう化粧しようが美容院に行って盛ろうが誰が誰だかわかるわけだ。すごいぞ。
コーヒーの木が予想以上の成長を遂げてしまった。すでに本葉12枚目。天井に達してしまった。急速に対応しなければいけないがどうしようもない。まだ3月中旬だ。家の中で管理しているからできることであって、それでも氷点下5度以下になる可能性のある時点では対策をしなければいけない。
引きこもっている時には、面白いニュースはない。