会食
ブ:「ゲシュはん、何が食べたい?」
ゲシュナム師は従座し偏袒右肩(へんだんうけん)で合掌する。
ゲ:「き、教祖様。そ、尊師自ら料理しはるのでっか?」
ブ:「あったりめぇじゃねぇか。自分達のメシだもん。」
キ:「それより、ゲシュはん、イキナリ関西弁になってるよ。」
ゲ:「実は・・・私はチベットの関西人ですねん。」
ゲシュナムは雰囲気に慣れるにしたがって、言葉は関西弁に似てくるらしい。前世は大阪の漫才師だったのかもしれない・・・。
ゲ:「私は何でもいただきまっせ」
ブ:「ん~じゃあ・・・今日はイタリアンでいこうかぁ」
仏陀は料理が好きらしい。愉しそうに魚をさばいている。
キ:「サバをサバく。カニは好きカニぃ?イタメシは食イダメシてね」
キリストのダジャレはD級だった。もちろん誰も笑わない・・・。それでもめげずにダジャレを飛ばしていた。
キ:「ブッタがブッタ。イエスがイェ~ス。ん?ダジャレになってないな?」
ゲ:「キリスト様~。そ、その辺で止めたほうが・・・」
キ:「様はよせよ。意識レベルに差をつけると波動が通じなくなるだろ?」
ブ:「そうなんだよなぁ。弟子はそこが解ってねぇ」
キ:「同じ人間でレベルに差はない。生者も死者も同じなんだ」
ブ:「差は無ぇけど、気づいてるか、気づいてねぇかの違いはあるんだ」
ゲ:「立場は同じ。でも、向いてる方向に違いがあるんやねぇ」
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」