言葉は真実を顕せないのよ。
大きな力はあるけれど、事実を伝えるためのグッズの一つなのよ。
この次元でしか使えないし。
大きな力があるから、それに気づいた人がびっくりして勘違いしちゃうのよね。
(この世に限ってだけど)事実を創れる事と真実の区別くらいして欲しいわ。
真実へのキッカケにはなるけど、言葉自体が真実を顕すことはできないわ。
当たり前よね。真実は言葉じゃないもの。
言葉はもっと柔らかく使ってこそ威力を発揮するのよ。
あっ、今、突然閃いたわ。アタシってチョーすごい。
浄化はジョーカー(魔女)かもしれないわ。
ああ、アタシの役割って人間の救済だったのね。宗教を始めちゃおうかしら。
アタシのような美しい教祖様なら信者はたちまち増えて、きっと大きな組織になるわね。さっそく衣装を考えなくっちゃ。
(皆さん、心配ありません。
妻は思いつきを口に出すだけで、実行する根性はありませんし、私以外に誰も相手にしてくれません。
しかし、妻はこのまま空想に入り込んでしまいましたので、たまには私が鏡と遊んでみます)
「鏡よ鏡、兄弟の意味を教えておくれ」
「ああ、ダンナはん。ワイ、前項のB女はんの言葉がショックで・・・」
「君は親コンプレックスか?」
「ワイ、可愛くないやろ。見捨てられてもおかしくない」
「大丈夫。妻をごらん。あんな妻でさえ私は見捨てたりしないだろ。まして親なら」
「そ、そうやな」
「ところで、兄弟の意味は?」
「ワイ、兄弟いるんやろか? や、やっぱり見捨てられたんとちゃうやろか」
(どうやら鏡は肉親関係のコンプレックスが大きいようです。
コンプレックスはこの世に存在するモノに必ず有るようです。
歪みからこの世が生まれた、というのは本当のようです)
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」