カルテ番号 あ・28 再び(7)
愛田恵子は聞き出した話を続けた。
「最近で動物として一番長生きしている500歳の貝が発見されたらしいわね」
貝や魚などの海の中は条件が安定していれば通常でも長生きな種類が幾つもいる。
特に深海などでは研究ができない領域が多くあり、500歳を超えると推測されるクラゲなどが多くいる。
植物まで広げれば、一万年を超える生物もいる。
雌雄同体のものは、ある意味生死がはっきりしないから、永遠の可能性もある。
「いろいろな動物が特別に長生きしているケースは世界各地に多くあるんだって」
日本だけでも200~300歳を軽く超える動物は多くいた。
それらは、その場所の主と称されていた。
クマもシカもサルも主といわれる長寿の個体がいた。
湖には主といわれる巨大な魚もいた。
長寿の個体は数は少ないが、特別ではなかったのだ。
もちろん人間も同じだ。
「日本では八百比丘尼(びくに)の言い伝えや、山姥の話がなどがあるわね」
「あまりに長生きなので、人魚の肉を食べたなどともいわれたね」
「浦島太郎の昔話も世界各地であるらしいわ」
「童話にしては、最後の部分が変だろう。長生きした人の感想だね」
「油断さえしなければ、私達にとって役に立つ情報が幾つかあるわ」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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