水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・70」

2013-12-26 18:59:54 | Weblog



カルテ番号 か・16(10)

日を置かず、即入院、即手術をした。
担当の専門医は手術後、片倉信吾に言った。
「長年、膵臓癌という難しい部位の専門をしてきましたが、これほど簡単な手術は初めてです。予後についても自信を持って保障できます」
「ありがとうございます。この出来事が僕の今後を導いてくれたと思います」
そして、一つの組織を作る計画を打ち明けた。

西洋医学、東洋医学、第三医学、それに民間医学の優れたところを融合して、診断と治療のコーディネイトを扱う組織。
ただ集めるのではなく、あくまでも、その道の一流の人と手を組むのだ。
一流の人は独自の道と忙しさをもっているだろうが、一流だからこそ解り合えると思っている。
また解り合えないような人は、社会や業界の評価が一流でも本物ではないと思った。
最初はNPOのような形態かもしれないが、全国にネットワークを作りたい。
片倉信吾は病気になり、それをキッカケで生きる意欲がとても強まった。

退院し、風間陽水に予後のケアとして出張という形で自宅にきていただいた。
だが、実際は一日中風間陽水と話がしたかったのだ。
そして計画の中の一人として風間陽水に参加要請をした。
そして、あっさりと断られた。
だが、それは予想通りだからそれでいい。
むしろ風間陽水の為には、そういう組織に参加しない方がいいとさえ思っていた。



(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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