カルテ番号 か・16(4)
風間陽水の実技は体験だ。
実際に氣というものを受けて、どんな感覚があるのか。
一人一人の手や頭や身体に氣を当てていく。
ほとんどの参加者が何らかの感覚を自覚できるようだ。
片倉信吾も初めての感覚を得た。
それまでも気功を受けた事が何回かあった。
だが、実は何も感じないし変化もなかった。
それが、初めて味わったことのない温かさを感じたのだ。
風間陽水は言う。
「感じる、感じないは重要ではありません。私の御師匠様はとても強い氣も出していましたが、本人は他の氣をほとんど感じないと言っていました」
そして続けた。
「氣は多種多様な種類があります。その周波数と自分が共鳴すると感じる、と思えます。
ですから、どんな氣に感応したかが重要ですし、それによりどう変わったかが、更に重要なことなのです」
更に言葉静かに話した。
「つい、強い氣が凄いと勘違いしますが、荒れている氣ほど強いともいえます。
深いところまで影響し回復する氣は、むしろ細微になりますから氣を感じる、というより安心するとか、温かいとかになりますね」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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