カルテ番号 ほ・19(15)
院長は優しく、ゆっくりと言った。
「ワガママは素直の別名ですよ。
私は生命を軸にして話しています。
治療、健康、若返りなどは生命が中心ですからね。
赤ちゃん、幼児の時期は生命が生き生きしています。
その時、大人からみれば彼らはワガママであり、素直でもあります」
本庄瞳は院長の言葉に反論した。
「赤ちゃんや幼児のワガママは許容範囲です。
でも大人のワガママは周りの迷惑です。
決して褒められたことではありません」
院長は頷いた。
「そうですね。大人のワガママは褒めてくれませんねぇ。
でも、生命は本人の世界です。
褒められる必要も対象でもないのです」
院長は一息ついて、そして言葉を続けた。
「褒めるのは、良いとか正しいとかですね。
でも、それは社会、人間社会の基準、ルール、常識です。
更に詳しくいえば、その時のその国や地域だけの基準となります。
同じ日本でも、時代や地域が異なれば、良い、正しいも変わります。
社会という世界は、生命の世界とは別な基準なのですよ」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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