カルテ番号 ほ・19(20)
玄関で声をかけてから中に入る。
玄関にもう一人の靴があるから、お客様がいると判る。
応接間の扉が開いたままで、中から楽しそうな会話が聞こえる。
「いらっしゃいませ。
何かお飲物でもお持ちいたしましょうか?」
いらっしゃいませ、はお客様に。
飲み物については、御主人様に向かって挨拶した。
「おお、ちょうど良かった。
この人は紅茶が好きなのだそうだ。
私も同じで頼む」
「はい。お客様、何か銘柄の指定がありますか?」
お客様は、御主人様よりやや若いと思える年代だった。
かなりガッチリとした体型で、すぐピンときた。
この前、御主人様が出会った山の人なのだろう。
「あればアッサムのミルクティーをお願いします」
サッパリとした口調で、本庄瞳も好印象だった。
「ございますので、お持ちいたします」
ストレートならダージリン。
ミルクティーならアッサムを出している。
ヒマラヤなどの北インドやネパールへ行く山男達が好きだと聞いたことがある。
もっとも山で飲むのはかなり砂糖を大量に入れるらしいが・・・
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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