カルテ番号 や・6(22)
どうにも実像がつかみ難い人のようだ。
やはり実際に会って、自分の感覚に頼るのが一番のようだ。
通常、玲香は相手の事を調べてから会う。
だが、どうやらこの場合は、直接がいいようだ。
「わかりました、というか、わかりませんというか。
とにかく、直接会ってきます。
何だか、不思議な気がします」
途端に三木裕子が言った。
「そう、それ、不思議な気がする、というのがぴったり。
柳さんもきっと何か体験するわよ。
そしたら、また私達に感想を教えてね」
「もちろんです。
私にも悩みはあるのです。
もしかしたら、解決の道が開けるかもしれない」
玲香は、その先生の連絡先と場所を教えてもらった。
予約制というので、スケジュールを確認して早速連絡してみることにした。
半分期待、半分は好奇心だった。
茂木氏の会社の事も気になるが、それは後日聞くことにしよう。
それにしても、この三人の雰囲気はいい。
玲香も歳をとってから、このような関係の仲間ができるだろうか?
今の人を拒絶する性格では、難しいかもしれない。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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