カルテ番号 や・6(19)
「皆さんが言う、その先生とは何処のどういった先生ですか?
私にも教えてもらえますか?
たぶん、私にも必要な気がします」
三人共頷いて、茂木と三木は明木礼子を見た。
説明は最初の明木礼子がするべきと、暗黙の視線だ。
明木礼子も笑って頷いた。
「もちろんよ、柳さん。
その先生というのは、群馬県の最北にいるわ。
気功治療家の先生よ。
治療家とはいえ、悩み事相談もしてくれるわ。
もっとも、それも治療範囲の中だけど。
とにかく、体験してみてね。
一人一人が感じる事、気づく事は違うけれど、変わるのは間違いないわ」
玲香は、気功と聞いて、中国に行った時を思い出した。
朝の公園で、それぞれが太極拳のような動きをしていた。
日本のテレビでやる、そろったものではなく、各自バラバラだ。
中国にも気功師という治療をする人がいたが、あまり良い印象はなかった。
どうしてもハッタリがあるような気がして、正直信用していなかった。
それでも、この三人が言うのなら、素晴らしい能力があるのだろう。
気功と聞いて、ちょっと複雑な思いもしていた。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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ブログで書いた「迷説般若心経」 「迷説恋愛論」 「迷説幸福論」
誰か出版してくれぇ~
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)