ある気功師・72
川の流れに身を任せ・・・
私は仕事が終わってからの夜2,3時間通うことにした。
ところが行ってみると10人くらいいる。
とても3時間では厳しい。
すると参加者の中で、場所を提供するから来て欲しい、と。
5、6人くらいにしてもらって通う事となった。
結局週3日以上、出張で気功する事になった。
私は治療家ではない。
治療費はいただけない、と言った。
それでは診てもらい難いので受け取って欲しい、と。
それで紙の箱を用意し、車代として基本500円。
それぞれ勝手に入れてもらうことにした。
入れても入れなくてもかまわない。
その頃はボランティアという言葉は無かった。
そういう立場で私としても経験をさせてもらっていた。
(治療費の大切さ、意味を教わり知るのはずっと後だ)
私は故師匠を追っかけながら、私自身も渦になっていた。
中国で師匠に治療家として許可を願い出た背景でもあった。
気功師も治療家も目指したわけではない。
渦に巻き込まれた、あるいは事故に巻き込まれた・・・
(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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