ある気功師・643
意識を使う気功はできるだけしない。
私の扱う氣は私が入らない方が濃く強い。
私を無くす、私を消す方がいいのだ。
無意識に手を出すのが一番なのだ。
意識を使わざるをえない事も多々ある。
例えば会った事はあるが、写真が無い人への遠隔気功。
相手に気づかれないように治療して欲しいという依頼。
家族からの依頼で、これも結構あるのだ。
霊障関係で、相手が怖がる、信じない場合。
意識だけで結界を張ったりする。
部屋に気功を染み込ませ、私が帰っても守るようにする。
時には、どうしても気になる部位の奥に入る事もある。
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