ある気功師・645
基本的に勝手に気功などしない。
それは故師匠から学んだ事でもある。
初期はわからなかった。
病が治るなら、副作用もないなら、いいではないか。
苦しんでいる人がいたなら手を差しのべる。
そんなの当たり前だと思っていた。
私は浅慮であり、軽薄だった。
人の人生は、その人が選ぶ道だ。
勝手に手を出すな。
次第に意味が解かってきた。
生死にかかわるのは、人生にかかわる事だ。
簡単に考えてはいけない。
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