ゴールデンウイークには「大根島へ牡丹を見に行こう。」 かれこれ30数年も前の事になるだろうか、母にボタンを見せてやろうと、五月の連休を利用して見に行ったのが、事の始まりで、今ではすっかり我が家の年中行事の一つとして定着しいる。 昨日、思い立ってその島に渡って見た。 ちいさな島の、牡丹園や牡丹畑には、一面牡丹の花が今を盛りに咲き乱れ、それはそれは島全体が香り立つ様であった。 幕藩体制の頃から「高麗人参と牡丹」は、松江藩の財政を支えてきたもので、この島の代名詞みたいなものである。 今は島のあちこちに芍薬や薔薇園もあって、お花の好きな人には、必見の観光地となっている。 名物と言えば第一に、Y園の「池泉牡丹」だ、5万輪の牡丹が池いっぱいに浮かべられ、幻想的な風情である。
Cry-jamestown story