牡丹に薔薇、そして一重の芍薬(シャクヤク)の花が、今朝咲きました。 この花は何度か描いていますが、我が家にやって来たのは、随分昔の事、実家で草花の苗を分けして貰って帰った際に、付いて来たものらしいです。 毎年、手入れはしているのですが、直ぐそばの生垣の根が成長を妨げているのか、増えもせず株も大きくなりません。 今年も儚げな花がたった二輪だけ咲く様です。 でも、一重の目の覚めるような、赤ピンク色の花はとても綺麗です。 ひがな眺めていて気付きました。 朝方には朝陽を受けて元気よく咲いていましたが、昼前に雲行きが怪し気になってくると、ゆっくりと花粉を包み込むように花弁が萎み、今また陽が射してくると、空に向かっていっぱいに花弁を広げて、誇らし気です。 とてもデリケートな花だと思いませんか。 古事に『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花』と、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを、花にたとえて形容する言葉になっています。 しかし、今時こんな古風な女性にはそうそうお目に掛かれません。
ちょうど今、陽が射してきて飛び切りの美しさをひろうしています。 中国渡来の牡丹は花の王様「花王」、次に控える芍薬は宰相の「花相」とか。 確かに。。。
Elvis Presley - Hawaiian wedding song