先日、出雲へ行った帰りに、少し遠回りをして出雲大社にお参りをして来ました。 いつもは出雲大社にお参りをしても、歩いてもわずか10分ほどの所にある、「稲佐の浜」なのに、浜に出て見ることは滅多にありませんが、この日は何故か足が向き、浜に立ってみました。 ちょうど沈む夕日が眩いばかりの美しさでした。 全国的に、10月は「神無月」と言いますが、ここ出雲大社では、この月には日本全国津々浦々から、八百万の神々が集まられ、これをお迎えする神事「神在祭」が、11月末に行われることから、当県ではこの月を「神在月」と呼んでいます。(実際に、会議が行われるという「上宮」や、集まられた神々の宿舎に充てられる「十九社」等も周辺にあります。) 神々は、早朝神職達が、国譲り神話の舞台であるこの「稲佐の浜」で、お迎えする「神迎神事」が厳かに執り行われます。 この時、浜に足が自然に向いたのも、お盆が近かった為か、何かの縁があっての事なのかもしれません。 久し振りに来ましたが、平成の大遷宮以来、宮家からのお輿入れもあったりして、この町もすっかり様変わりし、活気にみなぎっていました。 県外からのお客さんも多く、海外の方の姿も見掛けられます。 機会がありましたら、この浜にもお立ち寄りになっては如何でしょうか。
~今日も良い一日であります様に~
ロマーナの祈り:ジェームス・ラスト&ザンフィル