今が自然薯(ヤマイモ)堀の一番いい時期、山に入れば何処にでも生えていますよ。
芋蔓(ツル)に、黄色い葉っぱとムカゴ(丸い小さな芋)が付いているからすぐ分かります。
ただ、掘る時期が遅れると、黄色い葉とムカゴが下に落ち、ツルも無くなってしまい、ツルを辿って掘ることが出来くなるので、昔の人は、ツルの根元に麦の種を播き、発芽した麦の芽を目印にして、春を待って掘ったりしていた様です。 (頭がいい)
自然薯は山菜の王様と言われ、古くから滋養強壮食の「とろろ汁」として親しまれています。
この芋は、他に類を見ないほどに粘りが強く、良質の澱粉、アミラーゼ酵素など、食べた物を速やかに消化吸収する作用が強く、ミネラル、ビタミン等も豊富で、疲労回復、成人病、や糖尿病の予防にも効果があると言われています。
最近では、神経伝達に関係するドーパミン調整や、ホルモンバランスの調整に働く、自然薯固有の物質が見つかり、その効能が期待されているそうです。
生えている場所によっては、土が固く芋がクネクネと曲がって、掘りにくい事もあるため、幅の狭い鍬や鉄の掻き棒など準備したほうが良いでしょう。
掘り起こした穴は、元に戻しておきましょう。
とても美味しく、「とろろ汁」を食べて寒さを吹き飛ばし、この冬を元気一杯で越しましょう。
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