今朝も、朝もやを突いてシジミ採りの船が、小港を出てゆきます。
宍道湖の一角を今日の魚場に定め、沢山のシジミ船が朝の陽を受けて、弧を描きながら鋤簾(ジョレン)を引く光景は、宍道湖の風物詩になっています。
昔は、松江の城下に、このシジミを売り歩く、売り人の声が流れていたものでしょうね。
松江観光に来られた方人は、宴会の後や、朝の食事に必ずと言っていいほど、「シジミ汁」が出されるのでこの大和シジミを飲まれたことがあると思います。
シジミ汁は肝臓に良いようで、宴会後に一杯飲んでおくと、朝の目覚めがいいですよ。
宍道湖では他に、一頃、漁獲量の減少が心配されていた「シラウオ」も、年々漁獲が少しづつ戻り、今年は「豊漁」との、吉報も届いています。
宍道湖七珍の漁獲量が、徐々に回復の兆しを示しているのは、関係者の地道な努力と、水温が以前に比べ若干下がって来ているための様で、これも嬉しい知らせの一つです。
宍道湖七珍は、七種揃ってこそ七珍。
シラウオの、「卵とじ」「澄まし汁」も、美味しいですよ。
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