タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

北帰行、少し遅らせ、あそぶ鳥。

2012-03-24 | 風景

「水の都」松江市は、周囲が45km(約マラソン距離)ほどもある、日本で7番目の広さを持つ(宍

道湖)を抱える街です。

この湖には、神話「八岐大蛇退治伝説」で有名な斐伊川や、神戸川など20数本の川が流れ

込み、その豊満な湖水を城下を巡る堀川に供給して、堀川遊覧船が行き交い、また湖水は

富な魚介類を育み、人々の生活を潤しています。

その宍道湖も今は、渡り鳥も北帰行を始め、随分数が少なくなってきましたが、水面を漂う風

情は冬から早春にかけての松江の風物詩の一つになっております。

「水の都」松江には橋が多く、市を南北に二分する大橋川には、5橋(第5大橋は工事中)が、

また旧市内だけで、大小約600橋が架かっていると言われています。

「柳芽を吹く松江大橋」「茜色に染まる嫁が島」「朝靄を突くシジミ漁の船」など、多くの人々から

愛される穏やかで落ち着いた静けさのある松江は、水と雲と空そして人々の織り成す、この地

方独特の風情を醸しているのだと思います。 (私は他所で生まれ育った人間だから良く分かります)

志賀直哉、芥川龍之介など、古くから多くの文人墨客が愛した松江は、ほんとうに素晴らしい

街です。

一度おいでませ。 (いらっしゃいませ)

               ~今日も良い一日を~

 

 


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