「水の都」松江市は、周囲が45km(約マラソン距離)ほどもある、日本で7番目の広さを持つ湖(宍
道湖)を抱える街です。
この湖には、神話「八岐大蛇退治伝説」で有名な斐伊川や、神戸川など20数本の川が流れ
込み、その豊満な湖水を城下を巡る堀川に供給して、堀川遊覧船が行き交い、また湖水は
豊富な魚介類を育み、人々の生活を潤しています。
その宍道湖も今は、渡り鳥も北帰行を始め、随分数が少なくなってきましたが、水面を漂う風
情は冬から早春にかけての松江の風物詩の一つになっております。
「水の都」松江には橋が多く、市を南北に二分する大橋川には、5橋(第5大橋は工事中)が、
また旧市内だけで、大小約600橋が架かっていると言われています。
「柳芽を吹く松江大橋」「茜色に染まる嫁が島」「朝靄を突くシジミ漁の船」など、多くの人々から
愛される穏やかで落ち着いた静けさのある松江は、水と雲と空そして人々の織り成す、この地
方独特の風情を醸しているのだと思います。 (私は他所で生まれ育った人間だから良く分かります)
志賀直哉、芥川龍之介など、古くから多くの文人墨客が愛した松江は、ほんとうに素晴らしい
街です。
一度おいでませ。 (いらっしゃいませ)
~今日も良い一日を~
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