妻が短く千切ったツル草を手に、「こんな花初め
て見た、何の花だろう?」と持ってきました。
「これは、秋の味覚、あけびの花だよ。」と私。
紫色の米粒のような小さな小さな花が、ツルの
先に無数に咲いているけど、良く見ると雄花と
雌花が別居しているのかな?
軒の外壁に屋根まで届く勢いで伸びています
が、これまで花が咲い試しがなく、何の花か分
かからなかったようです。
あけびの実は、 多くの人が知っている実が割
れる代表的な秋山の果実です。
天智天皇が、民から教えられて食し「むべなる
かな」と、その美味しさに驚嘆した霊果とされる
「ムべ」と非常に良く似ていますが、さて味の程
は如何でしょうか?
今年の秋には、食べ比べてみたい!
昨秋、裏山で採って来た「あけび」ですが、甘くて
懐かしい味でした。
無数の種の周りに白い果肉が着き、美味しいけ
ど沢山食べると顎がだるくなる。
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