タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

『雑草の様に強く生きる』 オオイヌフグリの花

2014-03-10 | 植物

           道端に咲く野の花(オオイヌフグリの花)

今朝はどんよりとした空から、白いもの(雪)がチラチラとちらつく寒い朝。

ここにきて寒波が再びぶり返してきたようだ。

だが、雨が降っても雪が降っても、ワンちゃんの日課の散歩は、私の健康

のためにも欠かせないので、空を見ながら二人とも?、しっかりと防寒衣を

着込んで家を出た。    「オォー・・・さぶー・・・」。

それでも頑張って歩いていると、少しずつだ身体が暖たまってきた。

よく見ると、道端にはハコベ、ホトケノザ、タンポポ、スミレ、ツメクサなど、米

粒ほどの、白・赤・ピンクに、紫色の花々がきれいに咲いている。

こんな小さな花なのに、『雑草の様に強く生きる』と形容されるように、こんな

寒さの中で・・・踏れても叩かれても、健気に生きている。

頑張って生き抜けば、希望の春はきっともうすぐやって来ると、信じているか

のようだ。

        ~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

 

 


  ♪「別れの朝」  (歌:高橋真梨子)

2014-03-09 | 風景

                                                                  (2013・10)

当ブログにメールを頂いている方から、お勧め音楽として、 ウド ユルゲンスの名曲

「WARUM NUR WARUM」を教えていただき聴いて見ました。

大変良い曲でした!

今日は、そのユルゲンス作曲(なかにし礼:作詞)による、お馴染みの『別れの朝』をU

Pしてみました。

以前にUPした「落ち葉並木」の絵が、曲にぴったりかと思い添えました。・・・・音楽

は、昔も今も、国境をも飛び越えて、人々の心を元気付け、豊かにしてくれますね

音楽万歳      

~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

高橋真梨子  別れの朝


    ~人間、希望を失うことはない~

2014-03-07 | その他

                ~朝ドラ「ごちそうさん」のヒロイン・杏~

某局の朝ドラ『ごちそうさん』が、いよいよ佳境に入ってきました。

このあと、ドラマの大詰めに向けて、軍属として満州に行った夫・悠太郎、戦地に招集されて

赴いた長男・泰介、二人の運命は・・・果たして帰国してくるのだろうか?

朝ドラファンとしては、大変気掛かりなところですが、私が思うに、このドラマの題名が示すよ

うに ”ごちそうさん”(満たされた)部分と、お腹を空かした部分(満たされない)の、余韻を残

す形でラストを迎えるのではないか? などと思ったりしているところです。

ところでドラマの筋読みは別にして、ヒロイン・杏(父・ハリウッドスター渡辺謙)ですが、スラリとし

スタイルに彫りの深い美貌、モデル・女優に歌手デビューもし、独学で英語・フランス語・大

検資格(家族の事情で高校中退)も取得するなど、大変な努力家の様です。

また、役作りのために、様々な分野の現場や、新しいことにトライする前向きな姿勢は、将来

が嘱望される、素晴らしい女優さんの一人だといつも感心しています。

蛇足ですが、今朝のテレビにアーチスト「アンジェラ・アキ」が出演し ”今夏で歌手活動を休

止して渡米し、音楽を一から勉強し直す予定です。40歳から世界に打って出たい! そして

グラミー賞を目指したい!” と語っていましたが、最近、様々な分野で女性の進出は目覚ま

しいものがあります。

『人間は希望を失うことはない。』という言葉を、いつかどこかで耳にした記憶がありますが、

人生まさに、その通りだと思います。

          ~今日も良い一日であります様に~

 


  ♪♪黒い瞳のナタリー♪♪

2014-03-06 | その他

 

                  世界の恋人『フリオ・イグレシアス』

ブログ開設以来、絵日記と好きな音楽の関連性から、これまでは歌詞のみを

UPしてきましたが、何とか素晴らしい生の歌声を伝えたいと思ってきて・・・・

そんな訳で、昨日は、初対面のブロ友の方に教えていただき、今日はテストU

Pしてみました。

私の大好きな、スペイン出身の『世界の恋人:フリオ・イグレシアス』の、ヒット

黒い瞳のナタリーです!

よかったら聴いて見て下さい。

     ~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

JULIO IGLESIAS NATHALIE


~黄梅の 陽に誘われて 花こぼれ~

2014-03-05 | 植物

垣根に垂れ下がった[黄梅:オウバイ]の花が、道にこぼれ落ち

るほどに、咲き乱れています

毎年、この花が満開の頃になると 日一日と暖かくなって、春の

足音が聞こえてきそうです。

”躍動・希望”の春をすぐそこに、今日は、思い切り元気の出る、

幸せの”エロー・パワー”がもえました。!

この花「黄梅」と呼んでいますが、梅の面影はなく、調べてみると

どうもジャスミンの親戚筋に当たる様ですが、ジャスミンの様な甘

香りはなく、むしろ無臭花です。

この花とは別に、「黄梅:オウバイ」と呼ぶにふさわしい、「本黄梅」

と言う黄金色の梅の花が、この世のどこかにあるようですが、私

まだその花に出会ったっことがありません。

  ~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~

 


草の戸も 住み替る代ぞ ひなの家 (松尾芭蕉)

2014-03-03 | その他

三月三日は「ひな祭り」、我が家は昔から新暦4月3日に孫たちを招いて、お祝いをやってきた

が、孫も大きくなって、今では縁がなくなってきた。

だから近年は、ひな祭りの声を聞くと、夫婦二人でささやかに気持ちだけの、ひな祭りをしてい

る。

この人形は、今は亡き義母の初孫(私の長女)が生まれた際に、祖父代わりの義兄が、送って

くれた稚児雛人形である。(1967年頃)

40数年も前のことであり、その後ずーっと床の間の人形ケースに飾っているため、髪も着物も、

随分と色あせてしまっている

それでも、年に一度はこの人形をこうして飾り直し、孫や子供の幸せを祈っている。

いつまで経っても親は親、親(孫)馬鹿としか言いようがない!

        ~貴方にとって、今日もいい一日であります様に~

 


  映画『古都』  原作:川端康成

2014-03-01 | その他

                       映画『古都』 原作・川端康成

ノーベル文学賞作家川端康成が『失われゆく日本の美をとどめておきたい。 日本のふるさとを

訪ねるような小説が書いてみたい』との強い意図から、書いた同名の短編小説「古都」を映画化

した作品である。

かつて、私がまだ若かった頃、この小説「古都」を文庫本で買って読んだ。

随分昔のことだが、

者の意図する、古き善き「古都」京都の美しい自然の中に、分けあって離れ離れに育った、双

の姉妹が、祇園祭の夜,不思議な力によって魅かれ合い遭遇する。

全体に流麗な文体で、その行間に様々な想像を巡らしながら、一気に読み切ったものだが、

美しい余韻の残る小説であったと今でも記憶している。

今日、何気なくリモコンで番組を探しをしていると、この「古都」が今、繰り返し放映されているこ

を知り、久しぶりに小説「古都」の世界に浸ってみた。

(あらすじ)

古都京都の呉服問屋の一人娘・千重子は、両親の愛に育まれて育って来たが、「自分は捨て子

ではないか」という悩みをずっと抱えていた。(両親は他人(ひと)の噂を必死に打ち消すのだが

5月のある日、千重子は友達と連れ立って緑美しい”北山杉”を見に出掛けて行く。・・・ そこで

杉の加工作業にいそしむ村娘の中に、自分とそっくりな娘を見掛ける。

その後、ある年の夏、「祇園祭」の夜に偶然見覚えのある娘と出会い、お互いに、生き写しと思

える程似ていることに驚き、じっと見詰め合う・・・「あんた、姉さんや、神さまのお引き合せどす」

妹は再会(?)に涙する。 ~その娘は、あの「北山杉」の村娘で、名は苗子と言った。~

お互いの身の上を語り合い、姉妹であることを確かめ合う・・・しかし、お互い姉妹の絆によって

く魅かれ合うのだが、苗子は「身分の違い」を自覚し迷惑を掛けまいと、千重子が再三訪ねて

来るように誘うのだが・・・・苗子は「たった一晩だけ千重子の家に行くことを決意し、雪の降る

千重子の家を訪ねる。

夜が更けて、姉妹は一つの床に寝て幸福な姉妹のひと時を過ごした。

苗子は、これ以上千恵子に会うことは迷惑(捨て子が他人に知れる)になると、このたった一度の

訪問で、まだ薄暗く人気のない早朝、山の村へ帰って行った。・・・・・・

京都という古き伝統が残る地を舞台に、京の名所や年中行事を絡めて、美しい自然、姉妹の絆の

強さ、京言葉の、この上ない美しさを伝える、しっとりとした作品であった。

主演:山口百恵の、姉妹二役の演技が、物語に中に違和感なく自然に溶け込んでいて素晴らしか

った。

川端康成は、この小説の連載執筆を終え、睡眠薬の常用を止めようとし禁断症状で入院した際に

「古都:執筆中は、毎日書いている間も睡眠薬を飲み、「うつつないありさまで書いた」「私の異常な

所産である」と、語っていたそうである。

        ~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~