2019年11月18日(月)ミャンマーはコータウンにて出国手続きを終え
桟橋に至った。警察の警備艇が停泊していたが、金持ちが持っているクルーザーの様な船だった。
さて、桟橋に来たはいいが
どれが乗って来た舟か判らない。船頭のオヤジを探すがどこにも見当たらない。
オヤジには往復の舟賃 600バーツという大金をまだ払っていないのでトンズラしたとも思えず、目を凝らすが似たような舟ばかりで見分けがつかない。
そこへひとりの少年が現れ
舟まで案内してくれたのであった。オヤジは来るときはかぶっていなかった帽子をかぶっており、それで見つける事が出来なかったのだ。
少年へこの日の為に覚えてきたミャンマー語で「チェーズーティンバーデー(ありがとう)」と礼を言ったところ、何と明瞭な英語で「10バーツ払え」と言ってきた。とんでもない悪ぼうずである。
無視していたら、ふくれっ面でオヤジの所へ行って何やら文句を言っている様だったが、オヤジは無視して携帯電話でどこかに電話していた。
オヤジにも無視され、ぼうずは恨めしげな表情でこちらを見る。
舟の位置を教えてくれたのは事実であるし、しょうがないので手招きしてお駄賃10バーツ、邦貨訳37円をあげたら途端に笑顔になり、筆者とハイタッチを交わして去って行った。
コータウン上陸以来、僅か30分程ではあるが、ここまでボッタクリに会わず、ひたすら歩くだけで金も使わず通してきたが、最後でタカられてしまった。
しかし邦貨にして僅か約37円、あのぼうずも年恰好からすれば小学3~4年生くらいだが平日に桟橋で勝手に頼まれもしない案内をして外国人から10バーツを巻き上げている事からして、学校ヘは行っていないであろう。ひょっとしたら母ひとり子ひとりの生活で、母親は病気かもしれない、ネタにもなったしタンブンしたと思えば良し、と自分に言い聞かせたのであった。
コータウンの空は青かった。
以下次号
桟橋に至った。警察の警備艇が停泊していたが、金持ちが持っているクルーザーの様な船だった。
さて、桟橋に来たはいいが
どれが乗って来た舟か判らない。船頭のオヤジを探すがどこにも見当たらない。
オヤジには往復の舟賃 600バーツという大金をまだ払っていないのでトンズラしたとも思えず、目を凝らすが似たような舟ばかりで見分けがつかない。
そこへひとりの少年が現れ
舟まで案内してくれたのであった。オヤジは来るときはかぶっていなかった帽子をかぶっており、それで見つける事が出来なかったのだ。
少年へこの日の為に覚えてきたミャンマー語で「チェーズーティンバーデー(ありがとう)」と礼を言ったところ、何と明瞭な英語で「10バーツ払え」と言ってきた。とんでもない悪ぼうずである。
無視していたら、ふくれっ面でオヤジの所へ行って何やら文句を言っている様だったが、オヤジは無視して携帯電話でどこかに電話していた。
オヤジにも無視され、ぼうずは恨めしげな表情でこちらを見る。
舟の位置を教えてくれたのは事実であるし、しょうがないので手招きしてお駄賃10バーツ、邦貨訳37円をあげたら途端に笑顔になり、筆者とハイタッチを交わして去って行った。
コータウン上陸以来、僅か30分程ではあるが、ここまでボッタクリに会わず、ひたすら歩くだけで金も使わず通してきたが、最後でタカられてしまった。
しかし邦貨にして僅か約37円、あのぼうずも年恰好からすれば小学3~4年生くらいだが平日に桟橋で勝手に頼まれもしない案内をして外国人から10バーツを巻き上げている事からして、学校ヘは行っていないであろう。ひょっとしたら母ひとり子ひとりの生活で、母親は病気かもしれない、ネタにもなったしタンブンしたと思えば良し、と自分に言い聞かせたのであった。
コータウンの空は青かった。
以下次号