先月の長者原~坊がつる散策から1週間後(20日頃)、大船山の紅葉が見頃を迎え、程なくして三俣山や扇ヶ鼻で見頃を迎えていた。ピークは逃してしまったが、今年ははじまりが遅かったので、まだ見頃が続いているのではと、淡い期待を胸にふたたびくじゅうへ。
今回は、今水登山口から東尾根(急登)コースで大船山を目指した。大船山の見頃が過ぎていたからか、登山口駐車場はそれほど混雑していなかった。昨年は、入り口を間違えてタイムオーバーとなってしまったが、今年は順調に登りはじめた。と思っていたら、途中、台風や豪雨の影響だろうか、荒れた杉林のところで行く手を阻まれた。(別の登山グループも迷っていた)おまけにあちこちの杉にテープが巻かれ、どれが正解なのか迷う。ようやくルートを見つけ出し、標識のある広場に出た。そこからすぐに東尾根の入り口(前セリ)に着いた。ここから急登。時々、振り向きながら徐々に高度を上げていく。標高1600mあたりで振り向くと、山全体が赤く色付いた黒岳が眼下に広がった。例年だと山頂付近はピークを過ぎている頃だろうに、、おかげで見事な紅葉を見ることができた。
前セリから小一時間ほどで御池に到着した。御池はすでにピークを過ぎていたが、あたりは黄昏色に輝き、独特の風情を醸し出していた。大船山山頂は多くの登山者で賑わっていた。山頂から見ると、段原や北大船は見頃を終え、中腹あたりが見頃を迎えていた。これから紅葉は山麓へ。男池のおいちゃんの話によれば、今年は1週間から10日程度、紅葉が遅れているとのこと。まだまだ、楽しめそう、、
撮影日:2019.11.2
東尾根から黒岳(感動の瞬間、手に持っていたスマホで撮影)
今回は、今水登山口から東尾根コースで大船山へ
今水登山口駐車場
ひと際、目立つ
紅葉はじまり
黄葉
自然の力
登山道、色付く
見上げると
抜け出す(ロープの中は杉林)※ロープは新しかったので最近張られたのだろう
標識、あらわる
すぐに前セリ
前セリ、到着
前セリから黒岳
黒岳、見頃
鮮やかに
ここから急登
東尾根の紅葉
時々、振り向く(左:高塚山、右:天狗岩)
狂い咲き~(標高1600付近)
黒岳、紅葉真っ盛り~
大船山中腹の紅葉と黒岳
岩場の紅葉
御池(爆裂火口)の爆発で吹き飛ばされた岩塊のひとつか 人にみえる、、
御池近く かつての避難小屋
御池、黄昏色に
なかなか渋い
池に映える
大船山山頂から段原と米窪
新しい大船山避難小屋 ソーラーパネルが見える
ドウダンツツジ満開
坊がつるキャンプ場 テント満開
山頂南東斜面の紅葉、見頃
山頂東側の紅葉、まだまだ
そろそろ下山 ハロウィン!
下山直後 尾根の向こうに米窪火口が見える(産総研資料によると、米窪は今から約3900年前と約2200年前、少なくとも2回噴火)
ヘリが面白い(ブラタモリ、、)
ヘリの紅葉
もみじのじゅうたん
まだ頑張るの?
たぬき!じゃなくてニホンアナグマ 威嚇している、、
また来年、、
《余談》
登山前、ちょうどNHKラジオで「石丸謙二郎の山カフェ」をやっていた。そこで「これから大船山に登ります…」というメールを送ったところ、石丸さんから「〇〇さん聞こえますか~」と。まさか送ったばかりのメールが読まれるとは思わず、びっくり。ラッキーだった。その上、見事な紅葉も見ることができ、今年最高のご褒美日となった。