福岡市が強行した人工島(アイランドシティ)への『新こども病院』建設。着工から1ヵ月少々経ったところで、建築現場を視察した。と言っても、敷地内に入ることが出来ないので、メインゲートからの視察だったが、現況は杭工事。その為、人の出入りも少ない。というより、アイランドシティ自体、人が少ない。代わりに多いのは、コンテナを積んだトラックだ。こども病院のすぐ前には、国内外のコンテナターミナルがある。トラックの往来が多いのは当然なのだが、そこに重篤なこどもの為の病院をつくるというのだから、普通の感覚ではない。(参照1・2)
そう、普通でないのが福岡市。某大に広がる売れない土地を少しでも穴埋めする為、こども病院を人工島へ移転させた。理屈は色々並べているが、理由はこれに尽きる。その証拠に、敷地は35,000㎡ありながら建築面積は8700㎡と、大風呂敷状態。市は最大70床の増床を県に申請していたが、県医療審議会は市の患者数試算根拠が不明確だとして、43床しか認めていない。故に、バカでかい駐車場ができるわけだが、それについても駐車場が沢山あって便利だと言う始末。”嘘も方便”とはこのこと。呆れるばかりの福岡市だが、その張本人である高島市長に辞任説が広がっている。
コンテナターミナルにセアカコケグモの繁殖地、防波堤はなく海からの距離は500m程度。満潮時は海面からわずか1.3m。いくら基礎免震構造をしたところで液状化は免れない。まさに最悪な環境が揃う『新こども病院』。これを決断した高島市長の責任は重大であることは言うまでもないが、もし辞任の噂が本当ならば、この責任を途中で放棄したことになる。福岡市でこどもの命を軽視した”愚かな市長”として、孫の代まで語り継がれるのは間違いないだろう。
《参照》
・(参照1)博多湾港湾計画図
・(参照2)アイランドシティ進捗状況(平成22年のものだが今も殆ど変わらない)
・福岡市立病院機構ホームページ、新病院紹介
《関連記事》
災害など市民の不安を無視し開き直った高島市長 中山市議が追及
人工島の防災面に不安があることは、専門家からも指摘されている。何より、東日本大震災で被害に遭われた宮城県こども病院林院長が、その危険性を指摘されている。
※1.26追記
高島市長辞任報道を否定⇒誰が辞めるものか!高島福岡市長、大憤激!~市政にヤル気万満々
アイランドシティへ向かうコンテナを積んだトラックの列(写真奥にアイランドシティタワー)
クレーンが並ぶ現場
現場北側に、広大な空き地(土地分譲中)
現場西側に、コンテナターミナル(工事中)
突如現れるマンション、行くあてのない橋が見下ろせる
海はすぐそこ、対岸は雁の巣
正面に立花山
そう、普通でないのが福岡市。某大に広がる売れない土地を少しでも穴埋めする為、こども病院を人工島へ移転させた。理屈は色々並べているが、理由はこれに尽きる。その証拠に、敷地は35,000㎡ありながら建築面積は8700㎡と、大風呂敷状態。市は最大70床の増床を県に申請していたが、県医療審議会は市の患者数試算根拠が不明確だとして、43床しか認めていない。故に、バカでかい駐車場ができるわけだが、それについても駐車場が沢山あって便利だと言う始末。”嘘も方便”とはこのこと。呆れるばかりの福岡市だが、その張本人である高島市長に辞任説が広がっている。
コンテナターミナルにセアカコケグモの繁殖地、防波堤はなく海からの距離は500m程度。満潮時は海面からわずか1.3m。いくら基礎免震構造をしたところで液状化は免れない。まさに最悪な環境が揃う『新こども病院』。これを決断した高島市長の責任は重大であることは言うまでもないが、もし辞任の噂が本当ならば、この責任を途中で放棄したことになる。福岡市でこどもの命を軽視した”愚かな市長”として、孫の代まで語り継がれるのは間違いないだろう。
《参照》
・(参照1)博多湾港湾計画図
・(参照2)アイランドシティ進捗状況(平成22年のものだが今も殆ど変わらない)
・福岡市立病院機構ホームページ、新病院紹介
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※1.26追記
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アイランドシティへ向かうコンテナを積んだトラックの列(写真奥にアイランドシティタワー)
クレーンが並ぶ現場
現場北側に、広大な空き地(土地分譲中)
現場西側に、コンテナターミナル(工事中)
突如現れるマンション、行くあてのない橋が見下ろせる
海はすぐそこ、対岸は雁の巣
正面に立花山