呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

「青春18きっぷ」~奥飛騨・高山の旅②

2008-08-11 | 徒然なるままに

☆二日目

実は今回の旅行の行程は、以前にご紹介した「おとなの青春18きっぷの旅」というガイド本を参考にした。
本来は時刻表とにらめっこして、自分の行きたいところへどう列車を乗り継げば行けるかを検討するところから始めるのが「通」なのだろう。
でも初めてだし、取り敢えず気に入ったコースがあったので、基本的に本の通りのコースを予定してた・・・。

本のコースでは、二日目は朝からバスで乗鞍岳の畳平に行くことになっていた。
軽いハイキングと回りの山々、高山植物を楽しむというもの。
でも前日大雨だったし、万一雨でも降ったらハイキングコースはちょっときつい。
ということで、急遽新穂高温泉からロープウエーで西穂高口に登ることにした。
平湯温泉バスターミナルでロープウエーも含めて高山まで行けるフリーパス乗車券を買い、新穂高温泉行きのバスに乗る。


いやぁ、絶景!! 山はいいなぁ。なんか眺めているだけで癒されるね。心が広々としてくる。
冒頭の画像は、展望台から新穂高温泉をはさんで向い側の笠ケ岳や抜戸岳、双六岳の連なり。いいでしょう!
上の画像は、ちょっと雲がかかっていて分かりにくいが、槍ヶ岳が望める。
このあたりの山に登ってみたいなぁ。
この前、合唱練習の後呑んでいたら、団のピアニストで山岳写真家のOさんと山の話になった。
Oさん曰く「ロープウエーの終点からは歩いて2時間程度で西穂高とかに行けちゃうんですよ」とのこと。
へぇ~、そうなんだ!でも僕が登山をするためには10Kg以上減量して、更に足腰を鍛えないと無理だなぁ・・・。
取り敢えず眺めるだけでいいか。

新穂高温泉から高山行きのバスに乗った。
高山駅前に12:20着。暑い!穂高の涼しさが懐かしい?
一旦ホテルにかばんを預け、さぁ高山市内見物です!


高山の街並みは、いいねぇ! 「旧くて貴重なもの」はちゃんと保存しようとしている。
仙台も立派な城下町だったんだから、旧い町並みがたくさんあったんだろうけど、今はほとんど(全く?)残っていない。
空襲による消失などもあるだろうが、「歴史の保存」という考えよりも「東北の玄関」とか「東北一の経済大都市」などに拘って、開発を優先してきたように思えてならない。
高山は観光都市として十分にやってゆけるよう、旧い歴史を上手に残して来たと思う。


さて高山の宿泊は「フォーシーズン」。ビジネスホテルです。
しかし天然温泉の大浴場が付いていて、このお湯がまた体に優しい柔らかいお湯だった。
部屋もジュータンではなく、珍しくフローリングだ。
とても感じの良いホテルだった。これで朝食付きで1泊7,000円台です。
夕飯は、予ねてから探しておいた「良さげ」な居酒屋へ。
この店がまたなんとも・・・。

to be continue・・・

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「青春18きっぷ」~奥飛騨・高山の旅①

2008-08-11 | 徒然なるままに

既にご報告の通り、8/5~8/7に「青春18きっぷ」を利用して、奥飛騨・高山に行って来た。
以下、画像と共に旅の行程、感想を記録する。


☆一日目

朝7:15に南武線矢向から出発。
立川→高尾→甲府→松本と乗り継ぐ。

川崎(矢向)から立川には2ヶ月ほど通ったので、乗り慣れた線ではある。
でも今回立川までの約50分、窓際に立って沿線の景色を眺めていたら、ほとんど記憶に残っていない。
考えてみたら、50分立つのが嫌でわざわざ川崎から始発に乗って、ぐっすり寝ながら通勤していたんだ。
だから沿線の景色を覚えているはずがない。
きれいなキャンパスの女子高(女子大?)はあるし、畑も田んぼもリンゴ畑まである!
首都圏の大いなるローカル線だね。

高尾からは「中央本線」完全にローカル線で、車両もこんな電車で、なかなか味がある。
甲府までは約80分。ボックス席に一人でのんびりしたものだ。
景色を眺めているだけで、全く飽きない。


甲府では約30分の乗り換え時間があったので、ちょっと駅の外に出てみた。
最近はどこの駅も建物が似た感じで個性がないね。
駅前のバス乗り場には、これから登山やハイキングに向う中高年者がいっぱい。
皆さん元気だね!でもとてもよい趣味だと思いますよ。


13:10に松本着。ここからはバスです。
松本→奥飛騨・平湯温泉→高山はバスで移動する。「青春18きっぷの旅」の趣旨からはちょっと外れるけど、まあいいか。
今回の目的は、ローカル線乗車と「山」を観に行くことだから・・・。
山あいの道をバスで進むこと1時間半。
上高地のマイカー中継点沢渡(さわんど)を通過し、バスはいくつかのダムと渓谷を脇をひたすら登ってゆく。
ローカル電車もいいけど、バスもまたいいねぇ。
バスもガラガラで7~8名しか乗っていない。フランス人らしき若い女性二人連れが乗っていた。
二人とも途中で居眠り・・・。勿体無いね、こんな山深い深緑の景色が観れるというのに。

15:20には平湯温泉に到着。今晩の宿泊は「お宿・栄太郎」
平湯のバスターミナルから徒歩3分、なかなかこじんまりした良い宿です。
チェックインして、さっそく「日帰り湯」を探しに出かけた。
「栄太郎」からちょっと先の「平湯館」に行ってみた。
旅館としては随分立派な構えだが、お風呂は?
檜造りの内風呂と露天岩風呂があった。お湯は少し濁って硫黄の匂いがする。
良いお湯で、雰囲気も良かった。でも露天風呂は湯船のすぐ側まで塀が巡らされており、ちょっと開放感に欠けるかな。
その後「栄太郎」に戻って、こちらのお風呂にも入った。
こっちは宿の規模にマッチした(?)、3~4人で一杯になる風呂が男女2つずつある。
露天風呂もあるけど、知り合いや家族なら2人、他人ではちょっと一緒には入れないぐらいの大きさ。空もほとんど見えません。
でもお湯は無味無臭で透明だが、とても柔らかく良いお湯だった。
同じ温泉街(歩いて数分しか離れていない)でも泉質が違うんだね!

「栄太郎」の夕飯は結構豪華でしたよ!

馬刺しに飛騨牛と野菜焼き(2人以上だと朴葉焼きになるらしい)、鮎の塩焼き(ちょっと小さめ)、煮物 etc。
後から、鰈のあんかけ、信州蕎麦まで出た。その他に卓上で炊く山菜おこわまで!
ちょっとゆっくり風呂に入り湯あたりしたのか、ビール1本に冷酒1本でヘロヘロになってしまった。
冷酒は、高山の地酒「久寿玉」これは美味しかった!


死ぬほどお腹いっぱいということもあって、部屋に戻るなり布団に大の字。
目が覚めたら11時だった。
でも、ここは頑張って?もう一風呂浴びねば・・・、で「良いお湯」に軽く浸かり、缶ビールをグビッ!
そのまま、また寝てしまった。久しぶりにゆっくり寝たって感じ。
外は雷雨、豪雨です。明日の天気は大丈夫だろうか。

to be continue・・・
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