バットマン ビギンズワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る |
今回の休暇中は、映画を3本観ようと思った。でもあまり興味のある作品がない。
「バッドマン・The Dark Knight」でも観ようかなと思い、それなら前作の「バットマン・Begins」を先に観ようとDVDを借りてきた。
実は「バットマンシリーズ」って、あんまり興味がかなった。
同じヒーロー物でも、「スーパーマン」とか「スパーダーマン」と比べると、なんか暗いし、そもそも漫画チックだし・・・。
なんたって、夜行性の「コウモリ」だからね。
いままでも一応DVDは何本か観たけど、積極的に映画館に行く気はしなかった。
でも・・・、いやぁ、「Begins」は面白かった!
子供の頃に目の前で両親を殺された大富豪の御曹司ブルースは、恐怖や怒り、憎しみ、悲しみを乗り越えて、郷里ゴッサムシティーを悪の手から救うべく「バットマン」になる。
斜めから見上げれば、「金持ちの道楽かよ」的なところも無きにしも非ず。
でも「バットモービル」を始めとする数々のハイテクアイテムが格好良く、妙に興奮する。
そして、ラストでお互いに想いを寄せる幼馴染のレイチェルに正体を明かすが、
彼女からは「バットマンのあなたは、昔のあなたと違う(要旨)」と言われ、恋は成就しない。
このシーンは、ちょっと胸がチクッとした。
やっぱりバットマンは暗いんだなぁ・・・。
いろいろなものを背負って必死に悪に立ち向かう。
その辺がスーパーマンのあっけらかんとした明るさ相対する。
このうつむく姿が全てを語っているね。
いろんなアイテムを生み出す技術者役のモーガン・フリーマンが相変わらず渋くて素敵。
それと忠実な執事アルフレッド役のマイケル・ケインもいい味を出している。
それに対して、なんで渡辺謙が忍者?の親分役で出てくるんだ?
バットマンの敵役に忍者を持ってくるのは、なんかミスマッチだ。
そこだけ気に入らなかった。
ところで、「ダークナイト」は?
残念ながらまだ観ておりません。どなたかご一緒しませんか?