呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

音楽祭演奏旅行・その3

2009-02-01 | コンサート・LIVE・演劇などの話

♪音楽祭三日目~県内観光だったが・・・

昨日3時近くに寝たというのに、6時起き・・・。
二日酔いと寝不足で、意識が朦朧としている。熱いシャワーを頭から浴びるが、酒は抜けない。
何とか荷造りをしてロビーに降り、みんなで駅に向う。
駅からは貸し切りバスで県内観光へ。
雪は昨日にも増して滾々と降りしきる。
首都圏ではなかなか見ることの出来ない光景だが、ほとんど死んでいる僕はバスの中で爆睡です。
地酒なども回ってきたが、とても呑む気にならず。

昼前に武家屋敷に到着。
相変わらず復活できていないが、この雪景色には暫し目が覚める。
素晴らしいねぇ~。雪はいいなぁ~。
バスガイドさんが、「旅行者はみんなそう言うけれど、ここに住んでいる者はうんざり」だとか。そりゃそうですね。
武家屋敷の中は資料館になっている。
貴重な資料も沢山あり、なかなか見ごたえがあった。
地元の豪族は明治以降も相当の財力を持っていて、いろいろなものを収集したようだ。
健康なすっきりした頭のときに、もっとよく観たいものだ。

その後、そのまま観光を続ける者と、温泉や芝居小屋がある芸術村で休憩する者に分かれた。
僕は温泉で雪見風呂を楽しむ。
柔らかくて肌に優しいお湯で、とても気持ちの良い温泉だった。
露天風呂がないのは残念だったが、それでも湯船から広々と雪景色が見渡せ、満足。
でも温泉に入っても二日酔いが抜けない。
そんなに夕べは呑んだかなぁ。
来る前は地ビールも楽しみだったが、みんながジョッキでグイグイやっているところを僕は小瓶しか呑めなかった。これまた残念。

帰りの新幹線は、大雪による架線トラブルで運休になってしまった!
なんとか2~3本後の列車に振り替えることが出来て、無事東京駅まで帰って来れた。
帰りの新幹線の中でもほとんど寝ていた。
体力が落ちたもんだなぁ。これからは控えめに控えめに。
東京駅で息子の分と駅弁を買って帰ったが、結局全部食べ切れなかった。
もちろん、酒抜きです。

しかし、3日間通してとても楽しく有意義な演奏旅行だった。
好きな歌を歌いながら旅行も楽しめるなんて、最高だね。
今後もいろいろこのようなイベントは続くようだ。
なるべく多くのイベントに参加したいものだ。
そのために日頃の摂生と貯金を励行いたします!
合唱団の皆さん、これからもよろしくお願いいたします!!


今回の演奏旅行の記念に買ってきた「魔除けの鈴」
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音楽祭演奏旅行・その2

2009-02-01 | コンサート・LIVE・演劇などの話

♪音楽祭二日目~本番です

さて音楽祭本番です。
前回書いたように、金曜日に用があったり仕事を休めないメンバーは、土曜の本番前に飛行機や新幹線で駆けつけて来た。
漸く参加メンバー全員が揃ってゲネプロに望む。



会場は、駅前の素晴らしいホールだった。
ステージも客席の壁も木材をそのまま使用した、とても趣のあるホールだ。
墨田トリフォニーホールや神奈川県立音楽堂などもそうだが、木材の質感をそのまま活かしたホールというのは、とても優しい感じがする。
音響もとても素晴らしい。
ただあまりにも音響が良くて、残響音が相当長時間響き渡る。
それから自分の歌声がとてもよく聴こえて、ちょっと怖い感じ。
客席でもこんなふうに一人ひとりの声がはっきり聴こえるのだろうか・・・。
控え室からは、夕べからの雪ですっかり冬景色となった公園が見渡せる。
う~ん、これでこそ冬の東北だ!



肝心の本番の演奏は・・・。
基本的にはとても評判がよかったようだ。
終演後、客席に降りて観客の方々をお見送りしたが、皆さん「素晴らしかった、ありがとう」「良い演奏が聴けて、とても良かった」と言ってくださった。
この音楽祭も10年目とのことだが、男声合唱団が出演したのは初めて?だったらしい。
そういう意味では珍しさもあり、それなりに評判が良かったようだ。
個人的には、覚えたつもりの歌詞が、一瞬他のことに気を取られた時に飛んでしまったり、高音部が上がり切らなかったりで、不満足ではあった。
ステージで「あがる」ようなタマではないのだが、まだまだ練習も経験も足りないなぁ。
まぁ秋の定期演奏会以降、短時間で4曲練習してきたので、全体的にはまあまあの出来ということなのだろうが、ちょっと残念かつ申し訳なし。

(冒頭の画像は合同演奏のアンコールの模様。アンコール前に帰った方もいらっしゃるので空席が目立つが、開演中はほぼ満席でした)

音楽祭の演奏終了後は、改めて打ち上げ懇親会です。
それこそ出演者全員が参加し、団体ごとに演奏を披露したり、みんなで輪になって歌ったり・・・。
この懇親会も含めて「音楽祭」なんだね。とても楽しい、有意義な音楽祭でした。



さて音楽祭終了後、当然そのままホテルに戻るメンバーなんていません。
2次会はそれぞれバラバラだったのに、また3次会で集合したりで、最後まで残ったメンバーは結局4次会まで!
ホテルに帰りついたのは2時半を過ぎていた。
明日は7時前にはホテルを出て、県内観光に出掛けるというのに・・・。
深々と降る雪に興奮する犬のように?気分は高揚し、いつまでもホテルに帰りたがらない呑兵衛オヤジたちでありました。


2次会集合の面々。2次会場にはこの地方に相応しい「山姥」が生息していたのでありました。(なんのことか、参加者しか分からないよね)


4次会!の「川反漁屋酒場」とても良かった。2次会は最初からここにすれば良かった・・・。(ほとんど覚えていないけど)
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音楽祭演奏旅行・その1

2009-02-01 | コンサート・LIVE・演劇などの話

暫くブログの更新が止まっているのでどうした?と、何人かの友人知人の方から連絡を頂いた。
こんな愚にもつかないブログを気に掛けていただいているなんて、申し訳ない気がする。
演奏旅行のことをアップしようと思いながら、先週はバタバタしてなかなか書けなかった。
そうこうしているうちに友人の奥さんの訃報が入り、それどころではなくなってしまった。
少し落ち着いたので、まとめてアップします。
Ⅰ家の訃報はまだショックだが、気持ちを切り替えます。
それに初体験の演奏旅行!
いろいろ貴重な体験もあったので、忘れないうちに記録しておこうと思う。

♪演奏旅行一日目

9時半に東京駅に集合、10時前の新幹線で東北の某都市に向う。
当然、乗ってすぐ宴会です。
でも以前に、ちょっと盛り上がり過ぎて、周りの乗客から苦情が出たことがあったらしい。
今回も団長の「顰蹙(ひんしゅく)を買うべからず」の通達?が事前に手交され、我々としては「大人しく」お酒と車窓の景色を楽しみました。

昼過ぎには目的地に到着。
一旦ホテルにチェックインし、夕方の合同練習まで時間があるので、我々日本酒大好きオヤジ軍団は、全国的にも有名な地酒の酒蔵見学に出かけた。
社員の方の丁寧な説明と「日本酒が出来るまで」のVTRを拝見し、そして待ちかねた試飲です!
3種類のお酒は、それぞれ特徴があってとても美味しかった。
僕はやっぱり吟醸系のフルーティーな酒が好きだな。
それと、お酒を仕込むための井戸水。これがまた絶品だった。
美味しいお米に美味しい水。酒造りの必須条件だね。



他に客がいないのを良いことに、早速御礼の歌をご披露いたしました。
元酒蔵の試飲会場は響きも良く、ピアノが置いてあって時々コンサートも開催されるという。
事務所にいた従業員の方も集まってきて、調子に乗って3曲も歌ってしまった。
今回の演奏旅行は金曜~日曜なので、一日目には参加できないメンバーも多かった。
よって酒蔵での演奏もパート間の人数のばらつきもあり、また地酒を美味しく試飲した後でもあるので完璧とは行かなかったが、まぁこんなものでしょう。
しかし従業員の皆さんには喜んでいただきましたよ。

夕方からの合同演奏リハ終了後は、「歓迎会」を開いていただいた。
今回は合唱団や器楽合奏団が集まり、それぞれの演奏を披露する。
そのメンバーほとんどが参加したので、100名を越す大宴会となった。
大広間で、この地方のこれまた有名な鍋料理をご馳走になる。
いやぁ~、旨かったぁ~!
東京あたりで食べるのとは、なんか全然違う。
地鶏も、肉だけでなくレバーやモツなど全てが入っていて、味は濃厚。
やっぱり鶏肉も違うんだろう。
お土産に鍋の具材を買ってきたが、こっちで買う普通の鶏肉ではあの味がでないかも。

この日は全国的に春の陽気だった。
こちらも道路の雪はほとんど融けていて、一次会が終わる頃は雨が降っていた。
それなら雨宿りでもう一軒!となるのは、我が合唱団の必定であります。
駅近くの居酒屋でワイワイやっていたら、雨が雪に変わってきた。
居酒屋を出る頃には、すっかり雪景色だ。
漸く東北の都市に来たという実感が湧く。
明日は荒れ模様で、吹雪くかもしれないという。
でも、その方が今回の音楽祭のテーマにぴったりだ。
はてさて、明日の本番は如何相成ることでありましょうか!?
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