水曜の夜から仙台に帰っていた。
伯父の正式な告別式とその他にもいろいろあったので、金曜も休暇を取り4連休にした。
実家には4泊して、久々にのんびり過ごすことが出来た。でもその分、両親の老いを今更ながらに実感させられることになった。
告別式に参列しても、家の中でも街に買い物に行っても、どう見たってよぼよぼのジジババ。
これまでずっと離れて暮らし、なんの構いもしてこなかった長男としては、見ていて心が痛む。
これからは、出来るだけのことはしてやりたいと心から思った4日間でした。
以前は、親の老後の面倒を看ることなどは考えたこともなかった。両親も「息子に世話になるつもりはない。その代わり、大人になったらこっちも面倒看ないよ」と、よく言っていた。
また10年ぐらい前には「仙台に単身赴任したら実家に住むかな」と言う僕に、「生活のサイクルが違うから勘弁して」と明言していた。(母親の弁)
でも最近は、ちょっと「仙台に戻るかな」と言うと、「そうなったらいいねぇ」
親父の体調のこともあり、母はすっかり弱気になっているようだ。
これで僕も妻がいたり、子供にまだ手や金がかかるのなら、そんなことも考えなかっただろう。
独り身の身軽さが故、こういう心境に至ったことは間違いない。
でも、諸環境が許すなら、そういう巡り合わせなら、親と同居して出来ることをしてやりたいと思う。
これは結構大変なことだと思う。でもここまで育ててくれた両親のことを思えば、まさに恩返しだ。
移住計画の結果は、10月末あたりに判明の予定です。
*画像は我が家の前の両親。オヤジは朝はいつも寝癖直しのナイトキャップを被っている。それがまた懐かしい…。