先週末から母親の体調が優れなかった。
金曜に家に帰ったら、母がなんかぼーっとしていて、話していたと思ったらこっくり居眠りを始める。「どうしたの!」と声をかけると、ハッとしてまた普通に会話をするのだが、しばらくするとまた頭が下がってくる。眠くてしかたがないというので、早く寝るように言って自分も寝てしまった。
土曜日の朝に起きてリビングでパソコンをいじっていたが、いつまでも母が起きてこないので寝室を覗いてみたら、ベッドの下に踞って寝ていた。びっくりして「おばあちゃん、どうしたの!」と声をかけたら、「ベッドから落ちたみたい。起き上がれなくてそのまま寝ていた」と言う。
ベッドから落ちたというが、ベッドに入った形跡がない。どうも朦朧として寝室に行ったが、ベッドに入る前に倒れ込んだらしい。一体どうしちゃったんだよー!
3月から立て続けに体調不良が出てきた母親だった。最初は副鼻腔炎でほっぺたが腫れた。そのあとすぐに気管支炎になり、そのまま耳鼻科に掛かっていた。どうも耳鼻科の薬と普段飲んでいる安定剤が合わなかったようで、安定剤が効きすぎて眠気が発生し意識が朦朧としたようだ。
それに加えて、左手の親指の付け根がリューマチのように腫れて、そこが痛くてしょうがないと言うので、従兄弟(母にとっては甥)の主治医のところに連れて行って検査をしたら、体内の炎症度合い(細菌の値)が以上に高いらしい。「多分手の腫れから来ているんでしょうが、この数値は即入院、場合によっては死に至る細菌量ですよ」おいおいおい、一体どうしちゃったんだ?
日赤病院の救急外来に行けというので連れて行った。結果的には大事に至らず、で済んだが、土曜日丸一日が潰れた。
前日はちゃんと寝ておらず、カーペットが敷いてあるというものの硬い床に一晩転がっていて、病院をはしごして…、母親も随分疲れたようだ。これまで以上に足元が覚束無い。
ベッドの下に転がっていて、自分では起き上がれなかった時は「あぁ~、ついにこの時が来たか」と思ったが、取り敢えずは大丈夫そうだ。でも、「親の介護」がもう現実の問題なのだろう。もっともそのつもりで仙台に転勤願いを出したわけだから覚悟の上だが、仕事現役のうちは結構大変。お互いもうしばらく元気でいないとね!
そんなことを言っているうちに、今度は僕が発熱。昨日の夕方は38.9℃もあった。あ~、また蜂窩織炎か~と思ったが、いつも腫れ上がる脛もほとんど変化がない。う~、風邪か?熱は下がったが、今日も頭痛が続いた。
僕も体全体がだるくて、2階への昇り降りもきつい。まさにダイエットと足腰を鍛えないと。親の介護もままならないし、万が一にも親より先に逝くことがあれば、親不孝極まりない。